戦略目標C 状況の維持・改善
 目標13 遺伝的多様性

一つの種のなかでも、多様さを大事にしよう。

(愛知ターゲット原文の環境省仮訳)
2020年までに、社会経済的、文化的に貴重な種を含む作物、家畜及びその野生近縁種の遺伝子の多様性が維持され、また、その遺伝資源の流出を最小化し、遺伝子の多様性を保護するための戦略が策定され、実施される。

解説

遺伝的多様性を維持し、保護するとは、長期間に渡って種内のさまざまな遺伝的性質が存続することを言います。また、遺伝資源の流出とは、繁殖可能な生物の集団から遺伝的多様性が失われることです。

目標のポイント

POINT1

遺伝子の多様性は、気候変動などの変化に対する農業システムの適応力や回復力を高める
選択肢になりますが、作物や家畜などでは減少傾向です。

POINT2

この目標では、
◎遺伝的多様性を維持し、保護する
◎遺伝資源の喪失を最小限にする
という2つのことを目的に戦略を策定・実施することを目指しています。
戦略には、生息域内での保全と、動物園・植物園での人工増殖と野生復帰などの生息地外での保全が含まれます。

POINT3

作物や家畜とは、人間が生産や特性などを利用するために選び、栽培植物化・家畜化し、
繁殖させてきた種のことです。

POINT4

野生近縁種とは、現在の栽培品種や家畜品種と近い野生種で、新品種の開発に利用可能な遺伝的材料の潜在的な資源です。

POINT5

その他の社会経済的、文化的に価値のある種とは、伝統的薬草、材木を除く森林生産物、
郷土種など、社会経済や文化の面で重要な種です。

目標達成に向けた活動の考え方

この目標の達成に向けた活動の例としては、
◎郷土種などの栽培・養育と利用を進める  ◎野生近縁種などの生息地を保全する
といったことをはじめ、農業の生物多様性に関わる活動が考えられます。

活躍が期待される人たち

この目標の達成には、郷土種の栽培など多様な品種の栽培・養育や保護について、農林漁業団体や教育研究機関・施設が積極的に取り組むことが特に期待されています。

ターゲット名・目標や解説などは生物多様性条約事務局資料をもとに、IUCN日本委員会がまとめました。原文はこちら (http://www.cbd.int/sp/targets/

この目標達成に取り組んでいる活動

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かつて漁村として賑わった南知多町大井・片名ですが、現在は人口が減る一方です。1959年の伊勢湾台風で大被害を受けた後、大々的な護岸工事が行われ、海の流れが変わってしまい、漁獲量は激減しました。また、地...
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階層構造を持つ植栽を配置した「まちもりポット」を、旭化成グループの全国の事業所緑地に導入し、これまで生物多様性保全の要素が盛り込まれていなかった緑地を、生物多様性保全の視点で価値の向上を図るとともに、...
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‘企業と生物多様性’を関西から考える、をテーマに、NPO・NGO連絡会の生物多様性かんさいと企業の環境担当者の方々などを核に、多様な参加者やゲストを招き、異分野間で知恵を持ち寄り、意見交換する自主研究...
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生物多様性の保全と持続可能な利用を、様々な主体との協働により総合的に推進するための「港区生物多様性地域戦略-生物多様性みなとプラン-」を策定しました。  本戦略は、区民や事業者等との意見交換会を経て...
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世界農業遺産に認定された奥能登の里山で、昆虫博士や地域の方々との生き物観察や農業により「自然」を体験し、親子に奥能登の生物多様性を知ってもらう活動を行っています。
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国土交通省の「重信川河口ヨシ原再生事業」は、①移植が成功した後も、終わりのない管理体制を引き継ぎ、移植種が将来的に群落の一員となるまで、モニタリングと啓発活動を行う。②重信川汽水域が、潮汐により周期的...
2010年に当地域でCOP10が開催されたが、その成果継承のため、本所は事業活動と生物多様性の関連の把握と取り組みの考え方について、中小企業にもご活用いただけるよう、わかりやすく解説したガイドブックを...
筑波実験植物園では、急速に失われつつある植物の多様性の象徴ともいえる絶滅危惧植物の保全に力を注いでいる。年に一度ほど、筑波実験植物園において、日本における絶滅危惧植物の現状を展示し、来場者の方に学びと...
植物の多様性がどのように生まれ、維持されているのかを明らかにするために、個々の植物の実体を明らかにする研究を行い、より多くの人が多様性を理解し尊重するために、様々な形で発信を行う。
遺伝子組み換え作物の自生や交雑・混入をなくす。遺伝子組み換え生物への規制を強化させる。有機農業や環境保全型農業を推進する。これらのために調査研究、講演会や学習会等を開催。政府への働きかけ。国際的な連帯...
休耕田となりかけた田んぼの復活と無農薬による米づくり。ホタル、メダカ、サンショウウオなど在来の生物が生息できる環境の維持管理とアメリカザリガニなどの外来種への対策。田んぼや松子川をフィールドとした、生...
耕作放棄地や未利用地など、維持管理が困難な用地の保全にあたり、従来の人力による機械式除草からの代替手段として、より環境負荷の小さいヤギによるエコ除草を推進し、高齢化や人口減少などにより用地の保全の担い...
高知県下で、有機栽培された農産物などを共同購入することで、持続可能な農、安全な食を守り、子どもたちへ、生物多様性も含め、豊かな未来を手渡す活動をしています。また共同購入だけでなく子どもから大人まで循環...
有機農業や環境保全型農業を志す仲間に支援の手を「添える」という想いを持ったSOEL(さかわオーガニック&エコロジーラボラトリー)では、牛糞堆肥をSOELメンバーが積極的に使うことで、畑の肥料を低減させ...
『エコかるた』  平成20年1月に作成した地球温暖化対策の啓発ツールであった同名のかるたに、今時の状況や対策、生物多様性への配慮などを加えて改定するものです。5・7・5調の表面と、その解説を行う裏面...
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石川県は県土の約6割が里山であり、三方を海に囲まれているため里海もいたるところにある。そのため、2011年3月に策定した『石川県生物多様性戦略ビジョン』では、他県に例のない、里山里海の保全・利用を通じ...
都市の子育て世帯などを対象に、自然活動や農業体験、農産物提供を行うエコツーリズム事業です。オーガニックで子どもの心を豊かに育む自然学校プログラムを通じて、子どもたちとその親に、環境保全の意識が高いライ...
長野県は日本の屋根と呼ばれる高く険しい山々を抱え、多種多様な地質が分布するとともに、南北に長い県域は日本海岸式、太平洋岸式、あるいは内陸性の気候に分かれています。  この複雑な地形や地質、気候条件は...
生物多様性の現状を、細かい視点(遺伝子レベル)で評価するための手法開発を行っている。
持続可能な農業を育むための3つの力である「生態系」と「水」の持つ復元力、「市民活動」ボランテイアによる復興活動やモニタリングによって、2011年3月11に発生した津波被害からの田んぼの復興を図る。生物...
生物多様性保全活動に取り組む企業を大阪府及び大学・試験研究機関等が連携して支援するとともに、府が当該企業のPRや推奨を行うことで、企業の自主的な生物多様性保全活動を促し、企業価値の向上を図ります。
生物多様性保全、自然界の自浄作用、私たちの暮らしと自然環境の繋がりに気づき、考え、学ぶことができる絵本「海と空の約束」を出版。様々なセクターとコラボしながら紙芝居や振り返り学習会等啓発活動を進めていま...
グリーンバナー・プログラムは、放置により進む森林の荒廃に歯止めをかけ、森に豊かな生態系を取り戻し、本来の日本の森林が持っている公益機能を高めることを目的に開始。企業・行政・市民を森と結びつけるため、森...
生物多様性基本法に基づき、目黒区の生物多様性地域戦略を策定し、生物多様性の保全、持続的な利用等に関する施策を展開していきます。本戦略では野鳥を身近な自然、豊かな生物多様性のシンボルとしてとらえ、「野の...
東京都心のビル屋上で10万匹のミツバチを飼育しての「ミツバチ体験見学」を通して都会の子供達に「生きものとのつながり」を伝える生物多様性プロジェクト。PC検索で何でも知っているようでいて実体験の少ない子...
ニホンミツバチの育成を通して生物多様性について学び、ミツバチ・蜜源植物のつながりと、それを支える生物多様性の広がりについて調査・発信し、なごや市民へ気づき・行動のきっかけを提供することを目的としている...
生きもののスペシャリスト集団「ちいかん」は、愛知ターゲットの実現に向け、企業活動を通じて「生きものと共生する地域づくり人づくり」に取り組みます。 特に、生物多様性の保全に取り組む様々な主体に対し「生...
2011年度より、東京都公園協会およびNPO法人グリーンワークスと協働で、NEC本社ビルのある東京都港区で、「芝公園にアサギマダラを呼ぼう!」をスローガンに、社員が昼休み時間を利用したランチタイムガー...
「NEC生きもの観察隊 in 我孫子」は、手賀沼水性生物研究会や我孫子市の協力を得て、2011年秋より、NEC我孫子事業場(千葉県我孫子市)敷地内において生物多様性保全活動をNECグループ社員とその家...
横浜という大都市の中にある貴重な緑地、瀬上沢。横浜最大のホタルの生息地であり、連続する三浦丘陵の最北端に位置する瀬上 沢を、開発から守り、次の世代に引き継ぐために、ナショナル卜ラス卜による土地取得?借...
箕面のゲンジボタル・ヘイケボタル・ヒメボタル・小型ヒメボタル・クロマドボタルなどを調査し保護することにより、箕面地域の生物多様性保全に貢献する。
生物多様性に関する取り組みを加速化するために、社内各部署のメンバーからなるワーキンググループを立ち上げ、「生物多様性に関するガイドライン」の制定・改定、環境方針や全社環境目的・目標の設定・見直し、現場...
絶滅危惧種ヤイロチョウは、高知県の鳥・四万十町の鳥に指定されています。ヤイロチョウの飛来する森をナショナルトラストで取得し、その森の調査、保護パトロール、普及を行っています。また、アジアの中継地を経て...
DNPは、新しい価値を創造していく拠点とすべく、本社がある東京・市谷地区の再開発を進めています。本計画では、業務機能の高度・集約化、工場機能の一部地下化により、約2万m2の広大なオープンスペースを生み...
都市と里地里山において昆虫類、魚類、両生・は虫類などの小動物の生息状況と生物多様性について調査を行い、その保全方法について検討し、提言を行う。
当プロジェクトは、里山における耕作地放棄による生物多様性の劣化を解決するため、産官民学など多様な機関との連携により、トキを主体とする棚田生態系を復元する取組みである。プロジェクトの進め方については、従...
5年間かけて毎年20本ずつ元々この里山に植生分布としてあるヤマモミジの苗木(2m)を植林し続けこの他の小さい苗木も含めのべ180本を植林してきた。この植林者は毎年ボランティアを募り、その後も植林した苗...
横浜ゴム(株)では、2007年より工場周囲に自分達が育てた苗木(シイ、タブ、カシなどの潜在自然植生種)を植樹するYOKOHAMA千年の杜プロジェクトを実施しています。平塚製造所は約3万本の植樹を行い今...
地域との幅広い連携活動で環境保全を具体的に推し進めるため、地域の用水路清掃活動や環境調査活動への参加を活発にし生物多様性を守る。  また、地域イベントや小学校との環境交流学習等で、環境保全の必要性や...
愛知県に本社を置くリンナイでは、江戸時代から親しまれている愛知県の伝統野菜の種を、これまでに、約900名の社員(希望者)へ配布し、自ら「栽培、収穫、食す」活動を行っています。地域の食文化や自然に触れ、...
主に山形県庄内を流域とする赤川河口の清掃活動を2006年から実施し、清掃活動や漂流・漂着ゴミの分析を通じて生物多様性保全に貢献しています。 その時の状況にもよりますがごみ調査・データカード(ICC...
九電みらい財団は、環境活動の取組みの一つとして、大分県由布市にある「くじゅう九電の森」(水源涵養林として整備された九州電力㈱の社有林)において、次世代層を中心として座学と体験から成る環境教育プログラム...
熊本県県北の環境保全と環境教育の拠点として整備した産業廃棄物最終処分場”エコアくまもと”のホタルビオトープ、雑木林をフィールドとした環境教育及び環境保全活動である。当初より現地の里山環境の重要性に着目...
生物多様性保全への取組として、2007年、(株)明治(当時明治乳業)は北海道根室市に所有する社有地467haを「自然環境保全区」に設定し、公益財団法人日本野鳥の会と野鳥保護に関する協定を締結し、連携し...
三方五湖自然再生協議会は、ラムサール条約に登録されている三方五湖とその周辺地域において、多様な主体によって生物多様性の回復を実現するため平成23年に設立されました。湖と田んぼのつながり再生部会では、水...
高速道路の建設は、周辺の動植物の生息・生育基盤の消失や動物の移動経路の分断をもたらす恐れがあります。当社では、生物多様性に配慮し、地域生態系への影響を最小限に抑えるため、エコロード(自然環境に配慮した...
香川県を中心に・水生生物調査…淡水魚類を中心に、どこにどんな生き物がいるのだろう? ・絶滅の恐れが高い水生生物の保護保全活動…身近な生き物の絶滅を防ごう! ・観察会(探水会など)…次世代に豊かな自...

田んぼの10年プロジェクトを通じた参加団体はこちらを参照ください.