◎にじゅうまるプロジェクトニュースレター◎ 2013年4月15日
にじゅうまるプロジェクトでは、
にじゅうまるメンバーの皆さま向けにニュースレターを発行することになりました。
ここでは「生物多様性豊かな季節の情報」と、「タイムリーな社会情報」の両方をお伝えすることを通じてみんなが愛知ターゲットを達成するための力を大きく育てていくことを目的としています。
http://bd20.jp/
このニュースレターを、加盟団体のメンバーの皆さまに、メーリングリストなどを活用して是非ご共有ください。
ニュースレターへの感想やアイディア、掲載したい情報、して欲しい情報などお寄せ下さい。
bd.20.contact☆gmail.com (☆を@に変えてください。)
にじゅうまるプロジェクト事務局
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───────────── 目次 ───────────
・ 季節のひとこと
・ にじゅうまるプロジェクト最新情報
・ 生物多様性・愛知ターゲット関連ニュース
・ 登録団体紹介
・ イベントの紹介
・ にじゅうまるなまめ知識
・ 編集後記
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季節のひとこと
今日から「虹始見(にじ はじめて あらわれる)」
春の雨はどこかやわらくやさしい気持ちがするのは、その雨の恵みを受けてすくすくと育つ
植物たちの息吹が、とても身近に感じられるからでしょうか・・・。
虹という漢字には「虫」という文字が入っています。広辞苑によると、にじを
大空にかかる大蛇にみたてたことに、その由来があるそうです。蛇は古来より、各地で
創造や雨を降らせるなどさまざまな意味合いをもつものとして信仰されてきたそうです。
世界の人たちが、空に掛かる虹をみて同じように自然の神秘の力に想いを馳せていた
なんて、とても素敵な話ですね。
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◎にじゅうまるプロジェクト最新情報◎
● 4月18日(木)18時30分から、日本自然保護協会(東京都中央区)にて
IUCN(国際自然保護連合)の専門家を招いて、
「生態系サービスとビジネス勉強会:自然に基づくあらたな道筋」を開催します。
ビジネスと生物多様性に関心の高いみなさまをはじめ、
関心のあるみなさま、是非ご参加ください。
(注:英語での開催になります)
詳細はこちら: http://bd20.jp/【イベント案内】生態系サービスとビジネス勉強/
● 登録団体:84団体 /登録事業数:136事業(2013年4月1日現在)
2013年は、250団体、350事業登録(3倍ペースを維持!)を目指して、
にじゅうまるの環を広げていきたいと思っています。
にじゅうまるプロジェクトへの登録をおすすめしたい事業のご紹介や
にじゅうまるプロジェクト説明のご希望などございましたら、是非ご連絡ください。
登録事業の一部に単年度事業(または催事)として登録されているものがあります。
近日中に登録事業について確認のメールをさせていただきますので、ご協力をお願いします。
●にじゅうまるプロジェクト運営のために、国際自然保護連合日本委員会で申請した
助成金(経団連自然保護基金、地球環境基金)について、多くの関係者のアイディアを
集できたおかげで、魅力ある企画を作ることができ、内定通知を頂きました。
特に、にじゅうまるメンバーに参加呼びかけをしたい事業としては
1.愛知目標達成につながる行動を、日々の暮らしの視点で紹介する。
2.にじゅうまるプロジェクト年次大会(2014年2月頃、大阪を計画中)の開催
3.「市民がまもる保護地域」の特定・認証・保護手法研究
というものがあります。
に、1.愛知目標達成につながる行動を、日々の暮らしの視点で紹介する。
活動について、呼び掛けさせていただきます
本年度の事業計画・予算はこちらにあります。
事業計画 http://www.iucn.jp/images/stories/iucnj/pdf/2013keikaku.pdf
予算 http://www.iucn.jp/images/stories/iucnj/pdf/2013yosan.pdf
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◎生物多様性・愛知ターゲット関連ニュース◎
● 国連生物多様性の10年日本委員会では、生物多様性の理解や普及啓発の推進のため
生物多様性推薦子ども向け図書「生物多様性の本箱~みんながいきものとつながる100冊~」を選定しました。
子どもたちの豊かな感性に触れることで、私たち大人も、新たな気づきに出会うことができそうですね。
書籍のリストや詳細はこちらをご覧ください。http://undb.jp/activity/books.html
■ 国連生物多様性の10年日本委員会の開催
第3回国連生物多様性の10年日本委員会が以下の通り開催される予定です。
IUCN日本委員会もこのメンバーとして参加し、「にじゅうまるプロジェクト」の推進について報告を行なっています。
開催後は皆さまにも改めてご報告する予定です。
日時 :平成25年5月23日(木)14:0017:00(予定)
場所 :中央合同庁舎5号館22階 環境省第1会議室(予定)
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◎登録団体紹介◎
● 海心丸 三宮店 JR岸辺店・福島駅前店・家島応援 地魚直送プロジェクト
運営会社:マルシェ株式会社
瀬戸内海の「家島」の漁業を支えるため、新鮮なお魚を直接届ける事業です。
廃棄される魚も大幅に減り、漁師さんにとっても、お店にとっても、消費者にとっても
嬉しいしくみ。持続可能な漁業がつづくしくみが、増えていくといいですね!
関連ターゲット:目標6(過剰漁獲)
詳細はこちら:http://bd20.jp/?p=2553
・皆さまも是非、登録事業についての情報をお寄せください。
・写真も大歓迎です
● 御所実業高校農業クラブ School Gene Farm Project から活動紹介を頂きました。
http://bd20.jp/dantai/detail.php?id=51
生物多様性なら戦略が発表され(3月25日)、
のプレイベント的な性格を持つものとして、
奈良県では生物多様性集会「私たちとこれからの生物多様性~自然を保全している人たちとの交流会~」が
開かれたそうです。奈良県内でネットワークづくりのきっかけになったのではないでしょうか。
http://www.pref.nara.jp/dd.aspx?menuid=30757
生物多様性なら戦略
http://www.pref.nara.jp/item/97195.htm#moduleid26965
「学習指導要領の改訂を受け、「環境」の扱いが増えています。
生物多様性を取り上げる学校も増えてくるものと思われます。
県内の高校どうしで情報交換ができ、県全体で生物多様性の普及を図ってきたいと考えています。
本校の取組、特に博学連携のあり方が他校の参考になればと思っています。」
とのことです。
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◎イベントの紹介◎
●湿地のグリーンウェーブスタート!
国際生物多様性の日5月22日をはさんだ、4月から6月にかけて
湿地の生物多様性保全の普及・推進期間として、自然観察会、生きもの調査、
田植え、シンポジウムなどの活動を、全国で連携して行い、
湿地の生物多様性保全と賢明な利用を広く知らせようというグリーンウェーブが
始まっています。
http://www.ramnet-j.org/gw/event.html
本事業は、にじゅうまる登録事業です。
● 「みどりの月間」の主要な緑化行事
4月15日から5月14日は「みどりの月間」です。
林野庁のホームページでは今年度の緑化関係の主要な行事が紹介されていますのでご覧ください。
http://www.rinya.maff.go.jp/j/ryokka/gekkan/index.html
● 4月29日(月・祝)9時~16時 新宿御苑にて
「新宿御苑みどりフェスタ」
主唱:環境省 主催:2013新宿御苑みどりフェスタ実行委員会
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=16537
● 「環境らしんばん」http://www.geoc.jp/rashinban/ (地球環境パートナーシップ運営)には、
環境団体の主催するさまざまなイベントの情報が掲載されています。
是非、ご覧になってみてください。
*月に2回のニュースレターで紹介しますので、このように、告知したいイベントがある方はご連絡ください。
普及啓発のお力になれたらと思います。
いただきたい情報はタイトル、日時、会場、団体名、参加費用、該当愛知ターゲット、
ひとことおすすめコメント、URLや問い合わせ連絡先などです。
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◎にじゅうまるなまめ知識◎
【絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律(種の保存法)】
国内外の絶滅のおそれのある野生生物を保護するために、平成5年(1993年)4月に「絶滅のおそれのある
野性動植物の保存に関する法律(通称「種の保存法」)が施行されました。
法律の第一条には、その目的として以下のように記されています。
「この法律は、野性動植物が、生態系の重要な構成要素であるだけではなく、
自然環境の重要な一部として人類の豊かな生活に欠かすことのできないものであることにかんがみ、
絶滅のおそれのある野性動植物の種の保存を図ることにより良好な自然環境を保全し、
もって現在及び将来の国民の健康で文化的な生活の確保に寄与することを目的とする」
絶滅のおそれのある野性動植物は、国際自然保護連合(IUCN)の作成する「レッドリスト」に掲載されています。
環境省は、日本の国内希少種について3597種を定めていますが、現在の種の保存法のもとでは、
そのうちわずか90種類しか保護の対象とされていません。これは、全体の僅か3.2%ほどです。
この状況を改善すべく、国会で種の保存法の改定が審議されることを受けて、自然保護団体などが
意見を表明したり、ロビー活動を展開しています。
種の保存法は愛知ターゲット目標12(種の保全)に関係する重要な法律です。
愛知目標の達成のために、法の改正が望ましいものとなるよう、声をあげることが求められています。
【関連記事】
絶滅危惧種の保全と法制度 (草刈秀紀 WWFジャパン事務局長付)、大倉寿之(WWFジャパン広報室
サイエンスポータル 2013.3.25)
http://scienceportal.jp/reports/events/130325/
日本自然保護協会(NACS-J)
絶滅のおそれのある野性動植物の種の保存に関する法律(種の保全法)改正に対する意見書(2013.3.1)
http://www.nacsj.or.jp/katsudo/wildlife/2013/04/post-5.html
今のままではニホンウナギは絶滅!?ーー種の保全法の抜本的改正は急務
http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?p=3130 (2013.4.8 週刊金曜日)
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編集後記:
にじゅうまるポーズ、ご存知ですか?
愛知目標を達成するためには、創造的で、柔軟な心をもって、パートナーシップを大切にした取り組みが必要です。
そんな想いを込めて、みんなでたのしく「にじゅうまる(◎)ポーズをとってみませんか?
にじゅうまるプロジェクトでは、みなさんの「にじゅうまるポーズ」を募集しています。
始めてあった人にも、海外の人にも・・・「ポーズとりませんか?」というと、いっきに心の距離が縮まりますよ・・・!
Facebookの「にじゅうまるフォトギャラリー」も是非、お楽しみください。
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発行: にじゅうまるプロジェクト事務局
編集: にじゅうまるプロジェクトニュースレター編集部(道家哲平・今井麻希子)
このメールニュースへの、ご意見・ご感想などお待ちしています。
お問い合わせ窓口: bd.20.contact☆gmail.com (にじゅうまるプロジェクト事務局)
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