◎にじゅうまるプロジェクトニュースレター創刊準備号◎2013年3月12日
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
ニュースレター創刊に向けて:
にじゅうまるプロジェクトでは、にじゅうまるメンバーの皆さま向けにニュースレターを発行することになりました。
ここでは「生物多様性豊かな季節の情報」と、「タイムリーな社会情報」の両方をお伝えすることを通じて
みんなが愛知ターゲットを達成するための力を大きく育てていくことを目的としています。
http://bd20.jp/
このニュースレターを、加盟団体のメンバーの皆さまに、メーリングリストなどを活用して是非ご共有ください。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
───────────── 目次 ───────────
・ ご挨拶(にじゅうまるプロジェクト事務局)
・ にじゅうまるプロジェクト最新情報
・ 生物多様性・愛知ターゲット関連ニュース
・ イベント告知
・ にじゅうまるなまめ知識
・ 編集後記
────────────────────────────
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◎ご挨拶◎ にじゅうまるプロジェクト事務局 道家哲平
にじゅうまるプロジェクトに事業を登録されたみなさま。
ニュースレター創刊準備号をお送りします。
このニュースレターの最大の特徴は、
「愛知ターゲット達成に取り組む人々」に届くことです。
NGOのみならず、地方自治体の方にも、企業の方にも届きます。
横断的なニュースレターとして、登録団体の活動や、
そのPRなども追々組み込んでいけると良いと思っています。
このニュースレターの本格運用は4月から、
月2回のペースでお送りしたいと思っていますが、
ぜひ、ニュースレターへの感想やアイディアなどお寄せ下さい。
啓蟄
地中で冬ごもりをしていた虫・蛙やヘビが、早春の光を浴びて温もった土を
啓(ひら)き、はい出してくる季節という意味です。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◎にじゅうまるプロジェクト最新情報◎
● 丸の内さえずり館で、活動展示のタイトルが決まりました。
「にじゅうまるプロジェクト 地球と生命(いのち)の20の約束」です。
5月8日から6月27日の期間実施予定です。
愛知ターゲットに向けたにじゅうまるメンバーの活動展示について、
ご協力よろしくお願いします。 http://www.m-nature.info/
● 登録団体:81団体 /登録事業数:128事業(2013年3月12日現在)
2013年は、250団体、350事業登録(3倍ペースを維持!)を目指して、
にじゅうまるの環を広げていきたいと思っています。
にじゅうまるプロジェクトへの登録をおすすめしたい事業のご紹介や
にじゅうまるプロジェクト説明のご希望などございましたら、是非ご連絡ください。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◎生物多様性・愛知ターゲット関連ニュース◎
● 防潮堤と防災林の復旧事業への意見書を提出(日本自然保護協会:NACS-J)
巨大防潮堤に依存することなく、健全な自然生態系の保全と防災が両立できる復興事業の実現を目指し
日本自然保護協会が政府に意見書を提出しました(2013.2.4)
http://www.nacsj.or.jp/katsudo/higashinihon/2013/02/post-13.html
● 絶滅危惧種や希少植物を守れ!
現在ワシントン条約締約国会議(第16回)に、にじゅうまるメンバー
野生生物保全論研究会が参加されました。
JWCSのブログにて、貴重な現地からの報告がされています。
http://jwcs.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/16-3d10.html
また、3月28日の報告会もあるようです。
(関連愛知ターゲット:目標12)
国内では、世界自然保護基金(WWF)ジャパン、日本自然保護連合、日本野鳥の会が
希少生物を守る「種の保全法」の改正を求める記者会見を実施しました。
http://www.47news.jp/CN/201303/CN2013030401002110.html (2013/03/04 共同通信)
<法案のポンチ絵>
http://www.asahi-net.or.jp/~zb4h-kskr/2013endangered.jpg
● 「生物多様性アワード」、応募受付中(5月31日〆切)
公益財団法人イオン環境財団の主催による「生物多様性アワード」の公募が開始しました。
生物多様性に関する顕著な貢献が認められ、今後も発展的影響をもたらすことが
期待される日本国内在住の団体・個人による取組・研究開発を顕彰するものです。
詳細はイオン環境財団のウェブサイトをご覧ください。
http://www.midoripress-aeon.net/jp/award/ind
■ 国連生物多様性の10年日本委員会の開催
第3回国連生物多様性の10年日本委員会が以下の通り開催される予定です。
IUCN日本委員会もこのメンバーとして参加し、「にじゅうまるプロジェクト」の推進について
報告を行なっています。開催後は皆さまにも改めてご報告する予定です。
日時 :平成25年5月23日(木)14:00~17:00(予定)
場所 :中央合同庁舎5号館22階 環境省第1会議室(予定)
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◎イベント告知◎
● 3月14日(木)
愛知目標達成のための私たちのKPI(指標)を、考える」
CEPAジャパン 5Actions!!!!!ネットワークミーティング
http://hibiyal.jp/hibiya/access.html
*月に2回のニュースレターで紹介しますので、告知したいイベントがある方はご連絡ください。
普及啓発のお力になれたらと思います。
いただく情報は日時、会場、団体名、料金、該当愛知ターゲット、ひとことおすすめコメント、URLや問い合わせ連絡先など。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◎にじゅうまるなまめ知識◎
【女性と生物多様性】
3月8日は国連の定める国際女性デーでした。
生物多様性条約の前文にも
「生物の多様性の保全及び持続可能な利用において女子が不可欠の役割を果たすことを認識し、
また、生物の多様性の保全のための政策の決定及び実施のすべての段階における女子の完全な参加が必要であることを確認し」
と記されており、女性の役割や参加の重要性が強調されています。
この文言を盛り込む背景には、堂本暁子さん(現:生物多様性JAPAN)のご尽力があったそうです。
ちなみに、昨年韓国の済州島で開催されたIUCN世界自然保護会議でのジェンダーをテーマとした
ブースには、日本の海女さんの写真が展示されていました。
現在放映中のNHKの朝の連続テレビ小説「あまちゃん」も、海女をテーマにした物語。
国連大学のウェブメディアOut World 2.0では、「日本の伝統を守る海女たち」
という映像と記事が紹介されています。
http://ourworld.unu.edu/jp/japans-ama-free-divers-keep-their-tradition
今後も益々、女性と生物多様性に注目が集まりそうですね。
【国連生物多様性の10年認定連携事業とは】
2011年から2020年までの国連生物多様性の10年における国内での活動を推進するため、2011年に
「国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)http://undb.jp/」が結成されました。
この委員会(UNDB-J)には経済界やメディア、地方自治体やNGOなど多くの団体が参加しています。
(構成員についてはこちらを御覧ください。http://undb.jp/about/organization.html)
生物多様性の普及啓発を目指して、UNDB-Jはにじゅうまるプロジェクトと連携し、にじゅうまるプロジェクト
連携事業の中からUNDB-Jが推奨する活動をUNDB-J連携事業としてを認定しています。
認定された事業(認定連携事業)は、UNDB-Jが積極的に広報を行なうことになっています。
基本的には、年に2回9月と3月のタイミングで、連携事業の認定が行われます。
(認定事業についての詳細はこちらを御覧ください。http://undb.jp/activity/accredited.html )
現在までに伊勢・三河湾流域ネットワークの「味わって知る 私たちの海」や生物多様性とくしま会議の
「徳島での生物多様性地域戦略の策定に関するプロジェクト」など10のプロジェクトが認定されているほか
近いうちに、あらたな認定事業の発表を行う予定にしています。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
編集後記:
東日本大震災と福島第一原発事故から2年。
いのちを大切にする社会をどのように築いてゆくのか。私たちの意識が問われています。
昨年6月にブラジルのリオデジャネイロで開催された国連持続可能な開発会議では、
これらの経験を踏まえて、日本の市民団体からの発表がありました。
NPO田んぼ「海と田んぼからのグリーン復興プロジェクト」
http://bd20.jp/dantai/detail.php?id=29
国連生物多様性の10年市民ネットワーク
映像:The Marks https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=Cp5pcgZ0LXA
また、生物多様性JAPANは「災害と生物多様性」という書籍を発行しています。
UNDB-J認定連携事業の一つのアースウォッチジャパンの
「Earthwatchにじゅうまるプロジェクト / 市民参加型生物多様性調査による環境リテラシーの普及」
も復興支援の一環と位置づけられた自然環境調査となっています。
持続可能な地域づくり、未来を目指して。震災の教訓を踏まえ、私たちができることを、
一人ひとり、そして、皆で力を合わせて、考えていけたらと思います。
───────────────────────────
発行: にじゅうまるプロジェクト事務局
編集: にじゅうまるプロジェクトニュースレター編集部(道家哲平・今井麻希子)
このメールニュースへの、ご意見・ご感想などお待ちしています。
お問い合わせ窓口: bd.20.contact☆gmail.com (にじゅうまるプロジェクト事務局)
☆を@に変えてご連絡ください。