12/23第8回生物多様性協働フォーラムの報告

昨年末のイベントについて大阪大学3回生の佐々木さんより報告です。

 

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2014年12月23日にグランフロント大阪ナレッジシアターで行われた第8回生物多様性協働フォーラム ウナギの未来をつなげよう ~うまいもんが結ぶ人の縁、水のつながり、生きもののくらし~」に参加してきました。

タイトルの通り、今回のメインテーマは「ウナギ」。
ニホンウナギがレッドリストに掲載されたことが2014年の重大ニュースのひとつですが、その気になるウナギにまつわる様々なお話が聴けました。
まずは、講演。
2名の方のお話の中で、ウナギの生態や関西における現状を説明していただいたり、ウナギを含む「川魚」が大阪の歴史に色づいていたことを近世の絵を例に教えていただいたりしました。
次のパネルディスカッションでは、ウナギを守るためにすでに企業や漁業組合の方による協働が行われているという事実を初めて知りました。
全体を通して、「ウナギが絶滅しそうだから食べないでおこう」という安易な考えだけではなく、もっとウナギそのものを理解した上で自分の行動を決める必要性を感じました。
また、会場の外では「水でつながる生物多様性縁日」と題し、水辺の保全や文化保全に関わる団体によるブース展示や物販などが行われ、にじゅうまるプロジェクトもIUCN-J&にじゅうまるメンバーであるジュゴン保護キャンペーンセンターとともにパネル展示を行いました。
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ウナギの蒲焼も販売されていました。非常に有意義な時間が過ごせました。
(以下の写真は、ジュゴン保護キャンペーンセンターYさんより写真提供いただきました!
 いつもありがとうございます。)
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