【名古屋開催】第1回ポスト2020作業部会の報告会を名古屋でも開催しました!

2019年10月23日(水)に名古屋国際センターにて、ポスト愛知目標=ポスト2020枠組みの報告会を名古屋でも開催いたしました!
9月の東京開催に引き続き、名古屋開催は報告会2回目となりました。

主催:国際自然保護連合日本委員会
共催:日本自然保護協会、国連生物多様性の10年市民ネットワーク

当日はNGO、研究者、行政機関等の多様なセクター23名の参加となりました。

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報告会の概要

報告会では、IUCN-J事務局長の道家哲平より、2020年8月にナイロビで開催された第1回ポスト2020作業部会について、その背景や交渉内容と成果、成果の読み解きかたなどを紹介。10年前、ポスト2010(現在の愛知目標)を検討した会合との比較など、長年携わった専門家にしか語れない視点や、会議に参加し感じた会場の生の雰囲気などにも触れました。
IUCN-Jからは、交渉結果の読み解き方に加え、今後の交渉スケジュールや、各会合で焦点になりそうなテーマなども紹介し、政策提言活動のヒントも数多く提示しました。
発表後、45分程度の時間をかけて、質疑応答が行われました。
質問は、「生物多様性の再生や回復についての手法の現状」「どのタイミングで、ポスト2020枠組みに、愛知ターゲットのような名称がつくのか」「COP10以降の生物多様性の現状についてどう捉えるべきか」などの質疑や意見交換が行われました。
愛知目標が現場の保全や、NGOや企業、自治体をどう変えたかなどは、多くの人を巻き込んで冷静に捉える必要がある。国連生物多様性の10年せいかリレーに、愛知でも対応した動きをしっかり行う必要があるのではないかと感じました。

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プログラム

報告・進行/道家哲平(IUCN-J事務局長)
・第1回ポスト2020特別作業部会の概要報告(発表資料はこちらから)
・ポスト2020について考える意見交換

*この報告会は、地球環境基金の助成を受けて開催いたしました