アーメッドジョグラフ事務局長との意見交換を行いました

ジョグラフ事務局長が愛知ターゲットに向けた取り組みを聞いて下さっています

本日、生物多様性条約(CBD)事務局長のアフメッド・ジョグラフさんをお招きして、愛知ターゲットの達成に向けた意見交換会を日本自然保護協会の事務所で開催しました。

意見交換会では、10月8日のキックオフ・シンポジウムで発足したばかりの「にじゅうまるプロジェクト」のコンセプトや目標をパワーポイントを使って紹介しました。ジョグラフ事務局長からキックオフへのお祝いのお言葉をいただきました。

また、一般社団法人CEPAジャパンから、地方自治体や大学との連携、観光施設での啓発活動など、日本でのCOP10後の普及啓発事業の進捗状況を紹介しました。

国連生物多様性の10年市民ネットワーク(UNDB市民ネット)は、生物多様性条約市民ネットワークから名称を変更し、総会などを行ったことなどを紹介しました。

にじゅうまるプロジェクトは、愛知ターゲットの実現に向けて市民が参加するキャンペーンを中心として、愛知ターゲット達成を目指しています。ジョグラフ事務局長は、愛知ターゲット達成に向けたこうした取り組みを高く評価するとともに、にじゅうまるプロジェクトの市民団体中心の理念、国際的な視点、キャッチーなロゴや、10年間という期間を決めてターゲットを設定している点について、大変評価を示して下さいました。

会議の様子です

ジョグラフ事務局長からUNDB市民ネットに対しては、CBDは、国連の10年間という期間に限定されるものではなく、今後ずっと継続していくものなので、それ以降もぜひ活動を続けてほしいというコメントがありました。なぜなら、過去のCOPの中でも、CBDのネットワークが生まれるというのは非常に珍しく、かつ、COP10で大きな役割を果たしたため、今後も市民ネットの活躍に注目しているとのことです。

ジョグラフ事務局長は、生物多様性の損失を止めるための目標を提示したあの愛知ターゲットが193カ国の合意によって生まれた点を非常に重視していました。愛知ターゲットを今検討が進んでいるRIO+20に取り込んで欲しい、RIO+20について活動している人たち(COP10の交渉に参加していない人達)とも愛知ターゲットを共有してほしいというメッセージでした。

「国連生物多様性の10年」は、世界全体のキックオフが12月に石川県金沢市で予定されています。ジョグラフさんは、金沢でのキックオフ・イベントがにじゅうまるプロジェクトを世界に発信する絶好の機会となるでしょうと、期待をされていました。

 

集合写真です

報告 莇智子(IUCN-J インターン)、道家哲平(日本自然保護協会、IUCN-J事務局)