2014年を振り返って

今年も残りわずかとなりました

そこで「にじゅうまるプロジェクト」の2014年を振り返ってみたいと思います。

 

今年は生物多様性をキーワードに2月15日から2日間にわたり、大阪i-siteなんばにて

「第1回にじゅうまるプロジェクトパートナーズ会合(にじゅうまるCOP1)どうする愛知目標?どう変えよう?私たちの暮らし~2014中間報告へのインプット」を開催しました。

にじゅうまるメンバーを一同に集まっての初めての全体会合、そして海外ゲストを二人もお呼びしたフォーラム、また、33団体にも及ぶポスター・ブース展示、韓国のNGOの発表やIUCNの歌のお披露目をさせて頂いた交流会、13に及ぶ分科会が企画され大いに賑わい、熱い議論が交わされた2日間でした。

 

【にじゅうまる宣言の増加】

2013年12月末段階と、2014年12月末段階を比較しました。

 

登録事業者数 226事業→274事業(48事業増)

登録団体数  163団体→205団体 (42団体増)

無題

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

にじゅうまる宣言(愛知ターゲット達成に向けて活動していくことを宣言した活動・団体数)は

目標の500団体までは手が届かず、205団体、274事業となりました

また、地域別をみると、北海道、九州が少ない状況です。

愛知ターゲット別にみると下記のようになりました。

無題

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(系列1青:2013年までの数、系列2オレンジ:2014年12月22日現在増加数)

*一事業で複数の目標に関わることを宣言している場合は、それぞれ1カウントとされています。

 

 

【2014年の主な出来事】

2月

にじゅうまるCOP1開催

3月、9月

UNDB-J認定連携事業発表(第4弾)(第5弾)

国際自然保護連合日本委員会(IUCN-J)も委員として深く運営に関わっている国連生物多様性の⒑年委員会(環境省が事務局)では、にじゅうまる宣言事業等のなかから、多様な主体が協力している事業として推奨するものを認定する認定連携事業があり、2014年3月、2014年9月にあわせて22事業が選ばれました。

6月

WGIR-5th〈6月16日~20日〉、SBSTTA-18th(6月23日~28日)カナダ・モントリオールで開催されました。

 

10月

韓国・ピョンチャンでCBD-COP12 が開催され愛知ターゲットの中間評価とそれを受けてのピョンチャンロードマップの決定、名古屋議定書の第1回会合を行いました。

 

11月

IUCN第6回世界公園会議がオーストラリア、シドニーで開催され、IUCNがおよそ10年に1度開催する保護地域について話し合う会議でした。

 

12月

エコプロダクツ展

今年も昨年に引き続き生物多様性ナレッジスクエアを実施しました。

18団体が協力をし「立場を超えて広めよう、行動しよう!生物多様性、愛知ターゲット」をメッセージに、各団体が工夫を凝らし参加型の展示を行い、多くの人にスタンプラリーを楽しんで頂きました。

 

来年も引き続きにじゅうまるプロジェクトをどうぞよろしくお願いいたします。