【にじゅうまるメンバーにお話し聞いてきました!川塾編③】

第3回『「川」じゃない!「吉野川」を教えてくれる、ほんまに魅力的な講師陣』です。

「第十堰水辺の教室」でいろいろなことを教えてくれる講師陣はどんな人達なのか。

その魅力に迫りました!それではどうぞ。(-はにじゅうまるスタッフ)

(本掲載は2013年12月にFacebookで掲載したものを再掲載しております)

 

 

 

 

 

 

- :12回の中で、一番好きなのはありますか?
塩崎:もちろん1つ1つ楽しいけど、それよりもやっぱり一番魅力的なのは地元でずっと仕事して、暮らしてきてる講師の人達。

山下:みんな独特。

塩崎:あく強いんですよ。それこそ山下さんもそうですし、漁をやってる方もそうですし、干潟のことばっかり追いかけてる吉野川河口で観察会をしている方とか。

山下:やっぱり、長年それだけに関わっている人達が講師だから、本物の講師なの。

塩崎:地元でずっと仕事して、暮らしてきてる方達が広く「川」じゃなくて「吉野川」を教えてくれるんです。

山下:それがうちの特徴やな。よそでは絶対真似できない

塩崎:ほんまに魅力的な講師。

― :講師の人たちとプライベートで関わったりするんですか?

塩崎:一緒に飲みにいったり、釣りに連れて行ってもらったりとかしますね。かえしの無い特注の五又ぐらいのヤス※で、1mオーバーのスズキ※とか突いて見せてもらったことも。
※ヤス・・・魚を突いて採る道具。五又とは先端が5つに分かれている。
※スズキ ・・海に暮らす大型の魚。白身で高級魚。

- :その方はなにをされているんですか?

山下;シジミ漁とシラス漁、アオノリ養殖をしてる本物の漁師。シラス1キロウン百万円だって。極端にいったらみんなボランティアですから嫌ですよ。漁師らが一番肝心な儲けの時に、一日ボランティアなんて。でも、そのメンバーが関わってくれるところに川塾の魅力がある。

塩崎:たとえばプログラムの一つで、アオノリ漁体験があるんです。アオノリの網を上げさせてくれて、それを加工までする。

- :楽しそうですね!

塩崎:でもそうすると子供のやった加工のやつは、その漁師の方の名前で出すにはクオリティーが低すぎて、ほんま商品にならへんの。

- :なるほど、売れない商品に。地元の人たちに協力してもらえるっていうのは、ものすごい理解の上でなんですね。

山下:吉野川のことを後世に伝えるっていうビジョンがあるから、関わってくれてる。ただ遊ぶだけだったら関わってくれん。だから普段からの交流が大事なの。

【第3回終】

第1回・吉野川との出会い

第2回・その子のペースで、その子の見方で楽しむ川塾

第3回・「川」じゃない。「吉野川」を教えてくれる、ほんまに魅力的な講師陣

第4回・「第十堰水辺の教室」の卒業生たちは?