COP11報告会を開催しました。

開会あいさつを行う吉田IUCN-J会長

2012年11月15日(木)に(財)日本自然保護協会会議室において、生物多様性条約COP11(第11回締約国会議)報告会を行いました。

主催 国際自然保護連合日本委員会(IUCN-J)

共催 日本自然保護協会ンサベーションインターナショナルジャパン野生生物保全論研究会生物多様性わかものネットワークCEPAジャパン

参加者は35名近く集まり、COP11に参加した方からの報告、飛び入り報告、質疑応答などを行いました。
参加者からは、愛知ターゲットが浸透し、世界共通の目標として語られており、逆に日本で愛知ターゲットが注目されていない現状を変える重要性を指摘する声や、現在は愛知ターゲットに向けた積極的な取組み発表が締めており、現場での本当に大事な課題・目をそらせない課題に注目するサイドイベントが少なかったのではという意見、IUCNによるCOP11の評価「良いことだが、まだまだ不十分(good but not enough)」に同感、もっと日本での取組みを加速させようという意見も出ました。

質疑応答では、企業や自治体の参画、COP10で発表されたTEEBのその後の状況などの質問が出るほか、Ustream中継を見ていた方からツイッターでジオエンジニアリング(地球工学)についての話題について質問が出ました。

プログラム

1.全体報告 国際自然保護連合日本委員会(IUCN-J),日本自然保護協会国際担当 道家哲平 (PDF

2.参加者からの報告 ~私がみた生物多様性条約COP11

・コンサベーションインターナショナル 名取洋司 (PDF)

・野生生物保全論研究会 鈴木希理恵 (PDF)

・生物多様性わかものネットワーク (PDF)

・CEPAジャパン 宮本育昌 (PDF)

Ustream中継はこちら http://www.ustream.tv/recorded/27027953

本報告会は、地球環境基金助成を受けて行われました。

(公財)日本自然保護協会 道家哲平