生物多様性国家戦略を考えるフォーラム2023 2030<ネイチャーポジティブ>を目指して

国際自然保護連合日本委員会では、愛知目標の評価と、次期世界目標「ポスト2020枠組み」を踏まえた、日本の生物多様性国家戦略の作成に向けて、市民から考えていくフォーラムを2022年度企画しています。フォーラムは、国際自然保護連合(IUCN)加盟団体や、日本委員会事務局(日本自然保護協会)などが、協力して、開催していきます。

世界の動き、国の動きを一望しながら、国と民間の役割を考え、過去の戦略の課題を克服し、人と自然の共生に向けて自然を回復の軌道に乗せる「ネイチャーポジティブ」を実現するために、参加型で効果的な計画と実施に何が必要か、IUCN加盟団体が提案を行います。本イベントはいずれも、原則、参加無料で運営していきます。ただし、資料や動画の公開は、可能な範囲で共有することを重視していますが、自由闊達な議論の確保の観点から、企画運営団体との協議の元、都度公開の仕方を決定します。

*このイベントは、地球環境基金、経団連自然保護基金のご支援を受けて開催します。また、本ページは、随時更新されていきます。

主催:国際自然保護連合日本委員会

共催:日本自然保護協会、ラムサール・ネットワーク日本、Change Our Next Decade、UNDB市民ネットワーク、アースデイ・エブリデイ、野生生物保全論研究会

 

募集中のイベント

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過去のイベント

ネイチャーポジティブ時代の始まり-生物多様性条約COP15報告(終了しました)

 

Forum_forWeb_230118_11主催 国際自然保護連合日本委員会

日程 2023年2月2日(木)17時00分から19時00分

2022年12月、生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)が、2022年12月開催され「昆明-モントリオール生物多様性枠組み」と呼ばれる生物多様性の世界目標の合意されました。COP15には、交渉官含む10,000人以上の参加者が、多様なステークホルダーを代表して参加し、それぞれの成果が生まれています。COP15開催期間中のフォーラムで、何が話し合われ、どんな次のステップが検討されたのか、ステークホルダーの視点を紹介し、COP15の全容に迫ります。

COP15の成果の振返り - 国際自然保護連合日本委員会事務局長 道家哲平

ステークホルダーからのインプット

・先住民地域共同体

・ジェンダー

・自治体

・企業

・その他検討中

話題提供後、質疑応答やパネルディスカッションなどで、COP15の成果をどう日本で活かすべきかについて総合討論をします。

 

連動イベント 国際経験継承事業報告会(1/30 17時よりオンライン)

COP15や関連国際会議に対して、国際自然保護連合日本委員会では、経団連自然保護基金のご支援を基に、国際経験豊かなIUCN会員がメンターとなり、若手NGOスタッフやユース向けをメンティーとしてその経験を継承しながら、国際会議への派遣を支援する「国際経験継承事業」を行いました。未来を決める会議に、未来の担い手の参加機会をどのように作っていくべきか、若い担い手からの報告を基に、イベント参加者と話し合いたいと思います。

その報告会を、1月30日(月)17時から開催します。

「動き出したNature Positive Economy by 2030」生物多様性条約COP15―各界のキーパーソンが語る「ビジネスを大きく変える生物多様性COP」― (終了しました)

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改めて言うまでもありませんが、地球環境は経済活動の基盤であり、環境分野におけるサステナビリティの確保は、私たちにとってもっとも重要な課題です。気候変動問題に関しては、多くの企業が2050年カーボンニュートラルを目指し、その実現を経営戦略に組み込んでいます。他方、生物多様性については、2019 年のIPBES報告書において、現存する動物、植物の約 25%の種の絶滅が危惧されているなど、危機的な状況が報告されているにも関わらず、自然資本への配慮やネイチヤー・ポジティブへの取組みを、経営戦略に組み込んでいる企業は多いとは言えません。

その背景には、CO2で定量化できる気候変動対策と異なり、土壌・水を含む生物多様性では、定量化が難しいうえ、地域による固有性も高く、対策に手を付けにくい事情があるものと考えられます。

そこで本セミナーでは、生物多様性における各界(政府・経済界・NGO)のキーパーソンを一堂にお招きし、日本において動き出したネイチャーポジティブ経済の現在と今後について、企業が今知るべきこと・行動すべきことをお話いただきます。
本イベントは、12月にモントリオールで開催される生物多様性のCOP(CBD・COP)において次期世界目標(ポスト2020生物多様性枠組)の採択が目指されていることを踏まえ、プレCOPイベントとして開催するものです。

主催:国際自然保護連合日本委員会(IUCN-J)、経団連自然保護協議会、企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB)、WWFジャパン

協力:環境省

日時:2022年11月25日 9時30分-11時15分(9時15分開場) *オンライン録画を後日掲載予定です。

講演者【演題】:

・開会挨拶
・環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性主流化室長 浜島直子【生物多様性のビジネスへの主流化に向けて】
・WWFジャパン 生物多様性グループ グループ長 松田英美子【ネイチャー・ポジティブな社会の構築のために】
・経団連自然保護協議会 企画部会長 饗場崇夫【生物多様性主流化への経団連自然保護協議会の取組】
・アサヒグループホールディングス株式会社 Sustainability 勝本修三【社有林「アサヒの森」の取組み】
・PwCコンサルティング シニアコンサルタント 服部徹【動き出したNature Positive Economy by 2030】
・閉会挨拶

本イベントは、ポスト2020枠組み実現日本会議(J-GBF)支援事業とも協働して実施します。

 

「政策変革の機会」生物多様性条約COP15(終了しました)

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主催 国際自然保護連合日本委員会

協力 愛知県、コンサベーションインターナショナル、日本自然保護協会、Change Our Next Decade

日程 2022年11月15日(火)15時00分から16時30分

何度も延期を重ねた、生物多様性条約第15回締約国会議が、2022年12月開催されます。この会合では、「ポスト2020生物多様性枠組み」と呼ばれる生物多様性の世界目標の合意が期待されています。この目標は、”自然環境行政”に留まらず、土地利用・農業・健康・ビジネス、政策決定への参加等あらゆる政府・主体の変革を促す意図で交渉されており、その重要性について、ほとんど日本では知られていません。このウェビナーでは、COP15で予定される成果が、日本の政策やにどんな影響を及ぼすかを、「COP15をしるキーワード」としてご紹介します。

話題(キーワード)提供

・愛知県自然環境課

・日本自然保護協会

・コンサベーションインターナショナルジャパン

・ラムサールネットワーク日本

・Change Our Next Decade(COND)

話題提供後、質疑応答やパネルディスカッションなどで、COP15の意義を分かりやすくお伝えしていきます。

このイベントは、「動き出したNature Positive Economy by 2030」生物多様性条約COP15(11月25日開催予定)」との連動企画です。

動画はこちら

「気候変動と生物多様性」連続ウェビナー(終了しました)

2022年12月に開催される第15回生物多様性条約締約国会議(以下、COP15)に合わせ、昨今、国内外で重要性が認識されつつある「気候変動と生物多様性」の連関について、さまざまなテーマや視点から考え、整理することを目指すセミナーです。

「気候変動と生物多様性」の連関は、11月に開催される第27回国連気候変動枠組条約(以下、COP27)でも注目されているテーマの1つです。

■詳細はこちら https://condx.jp/webinar_for_cop15/

■スケジュール

第1回 11月2日(水)20:00~21:00 ジェンダー
松本由利子氏(コンサベーション・インターナショナル・ジャパン)

第2回 11月9日(水)20:00~21:00 防災
山本清龍氏(東京大学大学院農学生命科学研究科・准教授)

第3回 11月10日(木)20:00~21:00 保護地域・OECM
名取洋司氏(国際教養大学国際教養学部グローバルスタディズ領域 准教授)

第4回 11月16日(水)20:00~21:00 湿地
横井謙一氏(特定非営利活動法人 日本国際湿地保全連合)

第5回 11月17日(木)20:00~21:00 先住民族
三石朱美氏(一般社団法人JELF(日本環境法律家連盟))

第6回 11月18日(金)20:00~21:30 多様な立場の対話(Cross-cutting)

■概要

対象:COP15やCOP27、その他、テーマ(トピック)そのものに関心がある方
定員:セミナー最大100名(zoom)
参加費:無料

■主催・共催
主催:一般社団法人Change Our Next Decade
共催:国際自然保護連合日本委員会(IUCN-J)、Climate Youth Japan 他
*本ウェビナーは、国際自然保護連合日本委員会が主催する「生物多様性国家戦略を考えるフォーラム2022 2030<ネイチャーポジティブ>を目指して」の一環として開催されます。

IUCNレッドリストの歴史から、これからの種の保全を考える (終了しました)

主催 大正大学地域構想研究所 IUCN日本リエゾンオフィス 国際自然保護連合日本委員会

協力 旭硝子財団

日程 2022年10月3日(月) 14時00分から16時00分 

<形式:オンラインウェビナー(Zoom) >

pic_stuart世界各地の野生動植物の生存の危機を科学的な分析の元に、地球の持続可能性への警鐘を50年以上に渡って鳴らしてきた「IUCNレッドリスト」は、パリ協定の自然版と言われる「ポスト2020生物多様性世界枠組み」や企業の生物多様性リスク評価や開示など、あらゆる政策の基盤を提供しています。
この度、そのIUCNレッドリストの発展を長期に渡って支えたことで2020年にブループラネット賞を受賞したサイモン・スチュワート博士をお招きして、IUCNレッドリストの歴史について特別講演をいただき、質疑とパネルディスカッションを通じて、人と自然の共生に向けた世界目標やその日本における実施を考えていきます。

特別レクチャー 講師紹介
サイモン・スチュアート博士(英国)
旭硝子財団 ブループラネット賞(2020年)
シンクロニシティ・アース戦略的保全部長 元 IUCN 種の保存委員会議長

プログラム

14:00‐ 開会挨拶 渡邉綱男 国際自然保護連合日本委員会会長

第1部 サイモン・スチュアート博士特別講演

「IUCNレッドリストの歴史と未来」

質疑応答 ファシリテーター 古田尚也 大正大学教授 IUCN日本リエゾンオフィスコーディネーター

第2部 パネルディスカッション

「IUCNレッドリストから学ぶ、これからの種の保全」

IUCNレッドリストが生み出す様々な知見・ツール・経験から、日本の生物多様性国家戦略や企業活動、自然保護の現場で種の保全をどうしていくか、サイモン博士およびパネリストや視聴者の皆さんと考えていきます。

(司会進行 道家哲平 国際自然保護連合日本委員会事務局長)

このイベントは、地球環境基金、経団連自然保護基金、JSPS科研費のご支援を受けて開催します。

 

第4回ポスト2020枠組み作業部会レポート(終了しました)

企画運営 国際自然保護連合日本委員会事務局

日程 2022年7月26日 15時00分から17時00分 <形式:オンラインウェビナー(Zoom)>

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<プログラム>

・第4回作業部会 全体報告 環境省生物多様性戦略推進室

・現地参加者からの報告

道家哲平(国際自然保護連合日本委員会/日本自然保護協会)

宮本育昌(アースデイ・エブリデイ)

高田健司(Change Our Next Decade)

吉川ありさ(生物多様性わかものネットワーク)

・質疑応答とディスカッション(50分程度)

ナイロビ会合の成果とCOP15、次期生物多様性国家戦略と保全の現場をどうつないでいくか

会議の動画はこちらです(11月末まで限定公開)

このイベントは、地球環境基金、経団連自然保護基金のご支援を受けて開催します。

 

ポスト2020生物多様性枠組の議論から考えるビジネスにおける<ネイチャーポジティブ>(終了しました)

日程 2022年7月3日(日)13:30~16:30<形式:オンラインウェビナー(Zoom)>

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<プログラム>
第1部(司会進行 EDE 服部徹)

・挨拶・フォーラム主旨説明

・話題提供「OEWG4におけるビジネス関連の議論の報告」(EDE 宮本育昌)

~海外ビジネスセクター参加者(想定: Business for Nature/WBCSD, World Economic Forum, Finance for Biodiversityなど)へのヒアリング内容も共有~

・質疑応答

第2部(司会進行 EDE 服部徹)

・議論「COP15に向けてビジネス界の<ネイチャーポジティブ>への機運をいかに作っていくか?」

パネラー

-名取洋司(コンサベーション・インターナショナル・ジャパン 顧問)
-松田英美子(WWFジャパン 生物多様性グループ長/パブリックセクターパートナーシップグループ長))
-加藤拓(経団連自然保護協議会 事務局次長)
-原口真(TNFDタスクフォースメンバー)
-谷貝雄三(環境省 生物多様性主流室長)

内容   COP15前/中/後において<ネイチャーポジティブ>への機運をいかに作るのか意見・アイデアを交わす。

・企画運営 アースデイ・エブリデイ(EDE)

 

ポスト2020枠組みの最新状況 (終了しました)

企画運営 国際自然保護連合日本委員会事務局

日程 2022年4月27日 10時00分から12時00分 <形式:オンラインウェビナー(Zoom)>

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<プログラム>

・ジュネーブ会合全体報告 環境省生物多様性戦略推進室

・現地参加者からの報告

宮本育昌(アースデイ・エブリデイ)

矢動丸琴子(Change Our Next Decade)

・オンライン参加者からの報告

道家哲平(日本自然保護協会/国際自然保護連合日本委員会)

・質疑応答(50分程度)

ジュネーブ会合の成果と、次期生物多様性国家戦略

このイベントは、地球環境基金、経団連自然保護基金のご支援を受けて開催します。

 

次世代の海を多様性溢れる場所へ
~海洋生物多様性保全を多角的な環境問題から考える~(終了しました)

企画運営 一般社団法人Change Our Next Decade

日程 2022年5月12日(木)13:00~15:00 <形式:オンラインウェビナー(Zoom)>

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<プログラム>
挨拶・趣旨説明等
海洋プラスチック問題と生物多様性の関わり (JAMSTEC 中嶋 亮太氏)
気候変動による生物多様性への影響 (笹川平和財団 前川 美湖氏)
生物多様性保全を考慮した適切な海域評価 (琉球大学 久保田 康裕氏)
パネルディスカッション・質疑応答
閉会

このイベントは、地球環境基金、経団連自然保護基金のご支援を受けて開催します。

本イベントの詳細についてはこちら
https://condx.jp/nbsap-forum2022/

 

自然とともに~ネイチャーポジティブな農業への変革をめざして(終了しました)

企画運営 ラムサール・ネットワーク日本

日程 2022年4月20日(水)18:00~20:00 <形式:オンラインウェビナー(Zoom)>

 

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このイベントは、地球環境基金、経団連自然保護基金のご支援を受けて開催します。

プログラム
フォーラム趣旨説明
⓵「ポスト2020目標と新水田目標2030」 金井 裕 ラムネットJ
②「有機稲作農家とみどりの食料システム戦略」T.8 舘野廣幸 舘野かえる農場/民間稲作研究所
③「コメを売るからコトを売る」~国民理解へ向けて~ T.19 伊藤秀雄 伊豆沼農産
④ 「谷津田の自然管理の手法から生物多様性を学ぶ」T.20  手塚幸夫 房総野生生物研究所
⑤ 意見交換  みんなが参加できる行動事例を考えよう

質疑応答

 

「持続可能な漁業とシーフード」(終了しました)

企画運営 (認定NPO法人)野生生物保全論研究会

日程 2022年3月18日 17時00分から19時00分 <形式:オンラインウェビナー(Zoom)>

 

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<プログラム>

開会

「世界の漁業と日本の漁業の現状と今後」 真田康弘(早稲田大学地域・地域間研究機構客員主任研究員・研究院客員准教授)

「ウナギの持続的利用とIUU」 海部健三(中央大学法学部教授・Honorary Conservation Fellow, Zoological Society of London)

「絶滅のおそれのあるサメの国際取引」 鈴木希理恵(野生生物保全論研究会事務局長)

「魚から考える日本の挑戦 〜サステナブルシーフード促進における課題と展望〜」 花岡和佳男(株式会社シーフードレガシーCEO)

質疑応答

このイベントは、地球環境基金、経団連自然保護基金のご支援を受けて開催します。