国際会議レポートWGRI5th編 始めます

会議の位置づけ生物多様性条約では、2020年までの愛知ターゲット達成に向け、2014年10月に韓国ピョンチャンで開催される第12回締約国会議(COP12)を中間年としています。そのCOP12の準備会合ともいえる会議が、COP11とCOP12の間で開催される、2回の科学技術助言補助機関会合(SBSTTA)という会議(第17回会合第18回会合)と、これからレポートする「第5回条約の実施とレビューに関する作業部会WGRI)」と呼ばれる会合です。開催地は、生物多様性条約事務局があるカナダ・モントリオール。開催期間は2014年6月16日から20日にかけてです。

WGRI5thの焦点は、愛知ターゲット達成に向けて各国国家戦略の進捗状況、各国を支援するメカニズムについて、それらを受けてCOP12以降2020年までにやるべき故を示すピョンチャンロードマップの主要素、そして、政治的にも非常に難しい課題である「資源動員戦略」です。これから複数回にわけて、会議の様子を報告していきます。

会議の公式ウェブサイトはこちら(英語)

公式ニュース IISD-ENB WGRI専用ページ(英語)

生物多様性条約に参加するNGO支援ネットワーク CBDアライアンス

(にじゅうまるプロジェクト事務局 (公財)日本自然保護協会 道家哲平)