生物多様性条約第15回科学技術助言補助機関会合最終日

最終全体会合

 

ムロンゴイ生物多様性条約事務局の長年にわたる貢献に

SBSTTAが無事に終わりました。

愛知ターゲットの指標をはじめ、予定された8つのCOP11への提言案を全て採択しました。午前中に作業部会で、持続可能な利用と極地域についての提言をまとめ、すぐさま全体会合を開催しました。お昼休憩を挟み、ハイピッチで全体会合の議題として残された「愛知ターゲットの指標」「世界分類学イニシアティブ」の案をまとめました。

当初ゆっくりすぎた進行と思われましたが、終了予定時刻通りに終わりました。最終の全体会合では、1993年(条約の発効年)から条約事務局に務め、今回、退職することとなったジョー・ムロンゴイ氏への感謝の言葉で締めくくられました。非常にユニークな方で、冗談を飛ばしながら、事務局としての仕事をこなしていく姿に多くの政府から惜しみない拍手と御礼の言葉がかけられました。

今後、主要決議案の概要について報告を行う予定です。また、帰国後、SBSTTAの報告会を行なう予定です。

 

報告 道家哲平 日本自然保護協会