インドNGOとCOP11に向けた意見交換を開催しました。

2011年12月12日 インドで100年以上の歴史を持つ自然保護団体「ボンベイ自然史協会」のアサド・ラーマ二―さんとの意見交換会を行いました。

インドは、2百万以上のNGOが活動する巨大な国。来年10月に開催されるCBD-COP11に向けて、どんな準備状況なのかを伺いました。現在インドでは、生物多様性条約に向けたインドNGOフォーラム(Indian NGO Forum for CBD(INFC)が設立され、インド各地でセミナーなどの会合を続けながら、COP11への参加の呼びかけと、インドNGOの声を提案していこうと準備されています。

関心のある事項として挙がっているのは、愛知ターゲットの評価, ABS(愛知ターゲットの個別目標16),伝統的知識(個別目標18),地域共同体の手で守られた地域:Community Conserved area(個別目標1118に該当),農業生物多様性、特に種子の多様性の保全(個別目標7個別目標13), 企業と生物多様性(個別目標4など),見向きも保護もされていないが、特異な生態系(泥干潟や高原草原・個別目標511))などだそうです。

日本のNGOはCOPの準備に向けた様々な経験や教訓を持っているので、必要な情報や困っていることがあれば、いつでも力になりたいと思っていることをお伝えしました。