2016年 国際生物多様性の日のロゴ(日本語版)が公開!
毎年5月22日に設定されている国際生物多様性の日の今年のテーマ、ロゴが公開されました。今年のテーマは、
Mainstreaming Biodiversity; Sustaining People and their Livelihoods.
日本語訳 : 生物多様性の主流化;人々や暮らしの支え
です。ロゴの青い円、サカナ、葉、人にはそれぞれに結構ふかい意味があるので、ちょっとご紹介できればと思います。
まず、一番外側の青い2つの曲線は、外側が人間性(Humanity)を表し、その内側にある大きな円は地球を、またサカナは多様性と資源としての魚類を、葉は植生の多様性を表しています。そして左に描かれているのは人間です。
ロゴのデザインコンセプトは、これら自然資源を含んだ地球環境の健全性と、決して0にすることはできない人間の社会・経済・文化が必要とする需要による影響のバランスが、持続可能性ということを考えるときに重要であるという関係を描きだしているそうです。さらに、ロゴはこれらの地球のシステムと自然、人間の関係を、固定されていない、流動的な繋がりであることも表現しています。
これは2016年、12月5日~16日にメキシコのカンクンで開催される第13回生物多様性条約締約国会議(COP13)のメインテーマを生物多様性の主流化にすると表明しているからでもあります。毎年5月22日は様々な場所で生物多様性に関係するイベントが開催されます。是非皆さんも調べて参加してみてください!
●日本語Ver.のダウンロードはこちらから(CBD事務局サイトへ移動します)
https://www.cbd.int/idb/2016/logo/
●イベントがまとめられているサイト(生物多様性.comへ移動します)
http://tayousei.com/2016/05/10/1310/