SBSTTA-21 レポート始めます。

2017年12月10~15日にかけて、生物多様性条約事務局のあるカナダ・モントリオールのモントリオール国際会議場にて、生物多様性条約第21回科学技術助言補助機関会合(CBD-SBSTTA21)が開かれます。

にじゅうまるプロジェクト事務局は、愛知ターゲット達成に向けた世界の動きを把握し、日本の皆さんにお伝えしています。今回も会合に参加し、現地レポートを行ないます。国際会議の会場から、少しでも皆様の活動に役立つ記事をお届けします!また、今回はユース(生物多様性わかものネットワーク)の参加を支援しており、次世代からみた生物多様性条約という視点も発信する予定です。

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木曜日には、最高気温がマイナス13度まで下がるというモントリオールでの1週間が始まります。

会議の議題(仮訳)は、下記の通りです。
1. 開会
2. 会議の進行について: 書記の選出や議題の採択、会議の進行方法など。
3. 2050年ビジョンに向けたシナリオと、愛知ターゲットと持続可能な開発目標とのリンクについて
4. 持続可能な野生生物管理:持続可能な野生肉セクターの達成に向けたガイダンス
5. 生物多様性と人の健康
6. エネルギー、鉱工業、インフラ産業、製造業、健康セクターにおける生物多様性の主流化:科学的技術的検討と条約の作業プログラムの活用の視点から
7. 地球規模生物多様性概況第5版
8. 生物多様性戦略計画2011-2020の実施のための政策ツールの効果の検証ツールについて
9. 新規の緊急課題
10. その他の議題
11. レポートの採択
12. 閉会

※当国際会議への参加は、平成29年度独立法人環境再生保全機構地球環境基金・経団連自然保護基金の助成で行っています。

(公財) 日本自然保護協会・IUCN日本委員会事務局 道家哲平