世界林業会議とユースの活躍

12212125_507868759372148_766309285_n生物多様性わかものネットワークの長谷山陽大です。

CBD-SBSTTA19のサイドイベント「森林関連の愛知ターゲットと森林生物多様性における拡大プログラム達成のための統合アプローチの利用」(LEVERAGING INTEGRATED APPROACHES FOR ACHIEVING FOREST-RELATED AICHI BIODIVERSITY TARGETS AND THE EXPANDED PROGRAMME OF WORK ON FOREST BIODIVERSITY)の際にスピーカーの 南アフリカ環境省カール・ナウデ(Mr.Karl Naude)さんが世界林業会議へのユースの会議参画についてお話していたのでイベント後インタビューをさせていただきました。

長谷山:先ほどのサイドイベントでコメントなさっていたユースの国際会議への参画についてお話しをお願いできますか?

カール・ナウデ(Mr.Karl Naude)さん:世界林業会議へのユース参画ですね。
世界林業会議ではユースの大きな参画を期待しています。とても面白い大会ですので是非ユースの方々にももっと参加して欲しいですね。またユースの声明もとても大事だと考えています。
私はこの会議がユースの意見が適切に反映される森林関連の国際会議だと考えています。多くのディスカッションがあり、また多くのいい意見がユースから生まれます。それはビジネス要素や政治要素を含まなくピュアでとても良い意見です。
また、これからの世代の人々に国際会議のようなものを経験していただくのはとてもいい経験になると私は考えています。

長谷山:先ほど今年の9/7から9/11南アフリカで世界林業会議があり、ユースが参画していたとおしゃっていましたが、どのような感じでしたか?

カール・ナウデ(Mr.Karl Naude)さん:とても良い会議になりました。ユースからの意見には私たちも感心させられます。また、国際会議前にはユースのプレ会議があり、ユースとユースのコミュニケーションの場があったり、初めて国際会議に参加するユースに対してスピーカーを呼んで会議についての理解を深める機会を作ったりなどユース間でも頑張りを見せてくれていました。

長谷山:最後に日本ユースへのメッセージをお願い致します。

カール・ナウデ(Mr.Karl Naude)さん:日本のユースのみなさんももっと森林関連の生物多様性に関心をもっていただけたら光栄です。
是非次回の世界林業会議に参加していただいて会議をより良いものにして森林関連の問題解決に一緒に取り組んでいきましょう。

長谷山:本日はありがとうございました。
インタビュー後に調べましたが、世界林業会議でユースはメディア参加を呼びかけたり、モデルをしているPaul Gbadeboさんをアンバサダーとして招くなど本格的な戦略を実施していました。世界のユースが森林関連の国際会議でアクションを起こしていることを知り日本ユースとしてとても触発されました。
次回の世界林業会議には日本ユースとして是非参加してみたいと思います。
第14回世界林業会議は今年の9/7から9/11に南アフリカダーバンで開催されました。6年に1回、国連食料農業機関(FAO)とホスト国によって主催され開催されます。今回SBSTTA19によって議題に挙がったCollaborative Partnership on Forest(CPF)のメンバー組織に国連食料農業機関(FAO)の存在もあり、森林関連の国際的な取り組みへのユースの参画は今後期待が持てそうです。

生物多様性わかものネットワーク 長谷山陽大