CBD-COP14でのユース参画(ユースレポート)
COPも3日目では初日のような混乱はなくなり落ち着いた様子で各議題が進行されるようになりました。今回のCOP14では、各国から多くのユースがGYBN(Global Youth Biodiversity Network)のメンバーの一員として参加しており、大きな盛り上がりを見せています。
GYBNのオリジナルTシャツを着ての集合写真
COPに集まったGYBNメンバーはポリシーチーム(議題を追ったり提言をしたりする)とメディアチーム(SNSへの写真や動画の配信などの広報)に分かれ、朝から晩まで活発に活動を行っています。また、自分たちの活動写真を紹介する展示ブースを構え、訪れてくれた人にユースの取り組みの説明を行い、それらに加え3つのサイドイベントも企画しています。さらに各国から大勢のユースが参加していることもあり、ベテランメンバーが、初参加者向けに議題を追うためのトレーニングやCBDの仕組みやプロセスなどに関するレクチャーを随時実施しています。
GYBNブースの様子
また、私たち日本ユースは日本の環境省のブースに団体紹介冊子を置かせていただき、配布を行っています。冊子の裏表紙には各国のユースの状況を質問するWEBアンケートへのリンクを貼ったQRコードを印刷し、時間があったら答えてほしい、と随時声かけを行っています。想定していたよりもユースの活動に興味を持ってくださる方がとても多く、もっと情報が欲しいがどこで見られるのか、と聞かれることもありました。40冊用意してきた冊子が2日目にして残り10数枚になってしまい、嬉しい反面、日が経つにつれ配るものがなくなってしまうと懸念しています。PDFのリンクにはネット上から飛べるように設定しているので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
生物多様性わかものネットワーク/IUCN-J 矢動丸琴子
(千葉大学大学院/園芸学研究科/環境健康学領域/博士後期1年)