COP13 レポート始めます!
2016年12月4日~18日にかけて、メキシコ合衆国カンクンにて、第13回生物多様性条約締約国会議が行われます!
にじゅうまるプロジェクト事務局は、世界との連携の中で愛知ターゲット達成を支援していく取り組み促進のため、会合に参加し、現地レポートを行ないます。国際会議の会場から、少しでも皆様の活動に役立つ記事をお届けします!また、今回もユース(生物多様性わかものネットワーク)の参加を支援※しており、次世代からみた生物多様性条約という視点も発信する予定です。
今回の会議のテーマは、「Mainstreaming of the conservation and sustainable use of biodiversity for well-being in sectoral and inter-sectoral plans, programs and policies(各種セクターへの生物多様性の保全及び持続可能な利用の組み込み)」 とされており、」とりわけ農林水産業及び観光業における主流化が焦点となります。
下記が会議のアジェンダとなります。
※ユースの当会議参加は、株式会社ダイフクよりUNDB-Jの枠組みを通じて頂いたご寄付を元に行っています。
※当活動は、平成28年度独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金・経団連自然保護基金の助成を受けて実施しています。
Item1. 会議の開会
Item2-8.略
Item9.戦略計画2011-2020の実施および愛知目標の達成に向けた進捗状況の時点レビュー
Item10.セクター内及びセクター間における生物多様性の主流化、統合に関する事項を含めた、戦略計画2011-2020の実施および愛知目標の達成を強化するための戦略的行動
Item11.資源動員と資金メカニズム
Item12.その他実施事項: 能力養成の強化、実施を補助するための技術科学的協力およびその他イニシアティブ
Item13.他条約および国際機関との協力
Item14.条約第8条(j)項(原住民の知識、工夫及び慣行)および関連条項・・・伝統的知識の還元のためのガイドライン、法律またはその他メカニズムの開発のためのガイドラインなど
Item15.・海洋および沿岸の生物多様性・・・生態学的または生物学的に重要な海域(Ecologically or Biologically Significant Marine Areas: EBSAs)、冷水域の海洋酸性化と生物多様性に係る特定の作業計画、海洋及び沿岸の生物多様性の人為的な水中騒音並びに海洋ゴミの影響に対する取り組み、海洋の空間計画および研修イニシアティブ
Item16.侵略的外来種・・・貿易における外来種侵入リスクに対する取り組み、生物的防除の経験、決定を支援するツール
Item17.その他科学技術的課題(合成生物学、花粉媒介者に関する生物多様性および生態系サービスに関する政府間プラットフォーム(Intergovernmental science-policy Platform on Biodiversity and Ecosystem Services=IPBES)の評価結果および持続可能な野生生物の管理を含む)
Item18.条約の構造とプロセスの効率化(条約と議定書間の統合を含む)
Item19.今後の地球規模生物多様性概況(Global Biodiversity Outlook=GBO)、生物多様性戦略計画及び愛知目標に関する指標の様式、並びに第6回国別報告のためのガイドライン
Item20.その他
Item21.レポートの受理
Item22.会議の閉会
(一部環境省平成28年11月24日報道発表「生物多様性条約第13回締約国会議、カルタヘナ議定書第8回締約国会合及び名古屋議定書第2回締約国会合(国連生物多様性会議 メキシコ・カンクン2016)の開催について」資料仮訳引用)
公益財団法人日本自然保護協会
IUCN日本委員会
佐藤真耶