UNDB Dayの事前準備
こんにちは、IUCN-Jインターンの牧野です。メキシコの12月4日(東京では時差が14時間あるため5日)から本格的にCOP13が始まりました!12月のメキシコは雨季と乾季の境目の時期で、朝はスコールで大変でしたが、1時間と経たず雨は止み、晴れ間が見える中の開始となりました。
4日は、IUCN−Jも共催で、UNDB-J (Japan Committee for United Nations on Biodiversity: 国連生物多様性の10年日本委員会)主催のイベントUNDB Dayの打ち合せをしました。このイベントは5日に行われます。
UNDB-Jについてはこちら
https://undb.jp/about/
イベントのおおまかな流れは
1. 生物多様性の主流化を推進する世界/日本/地方の仕組みの説明
2. さまざまな分野・団体における主流化への取り組みの紹介
3. 主流化に向けたリーダーの方々によるメッセージ
となっており、総勢20名近くの登壇者に登壇して頂きます。主流化という変化を引き起こすための課題や、その課題の解決をどのように行うかについて、多くの参加者と共に様々な意見を交わしていきたいと思います。
その後、全体会合が開始しました。
始めに、前回のCOPであるCOP12の議長(韓国)によって開会の宣言、新しい議長(メキシコ)への引き継ぎが行われました。そして、条約加盟国や非加盟国、国際機関、NGOなどのスピーチに移りました。アジア太平洋地域代表として日本は、発展途上国の生物多様性への取り組みへの参加のため、資金調達を強化する必要性を述べていました。加えて、生物多様性条約とSDGsとの相乗効果を、そして国をまたいで多様なイニシアティブ同士での相乗効果を生み出す努力をすることを要求しました。
今回の議題である ’Mainstreaming Biodiversity’ (生物多様性の主流化) は、前回までのCOPの議題と比べ、より注目を浴びているようです。議題について、詳しくはこちらのブログをご参照ください。
http://bd20.jp/2016%E2%88%9212%E2%88%9203/
さて、明日がひとつの山場となりますので、頑張ります!
IUCN-Jインターン(筑波大学)
牧野