愛知目標が生まれた地から10年を振り返る にじゅうまるCOP4 全体会合
にじゅうまる第4回パートナーズ会合が、2020年1月12日、COP10が開かれた名古屋国際会議場で開かれました。
IUCN-J会長の渡邉綱男は開会あいさつで、COP10を振り返り、人と自然の共生という未来像を打ち出し多くの良い動きが生まれたのと同時に、思いどり進まなかった課題もあり、二日間の議論を通じて、内容を深めてほしいとイベントへの期待を述べました。
来賓挨拶として、鳥居敏男環境省自然環境局長は、前日の生物多様性EXPOも踏まえながら、環境省としての取り組み紹介や、特に、生物多様性ユースアンバサダーへの期待を述べました。
にじゅうまるプロジェクト10年の歩みとして、IUCN-J事務局長(道家哲平・日本自然保護協会)が、宣言数の推移や、主体ごと・目標ごと・地域ごとの宣言数や、10年の取り組みを紹介。COP4の成果も踏まえて、冊子をまとめ上げたいと発表しました。そして、にじゅうまるCOP4では、何ができて、何ができなかったのか、どうしてできなかったのかを、丁寧に探ることが重要で、分科会をその機会に活用してほしいとの企画趣旨を説明しました。
会場では同時開催で、UNDB-J・環境省・愛知県・名古屋市の共催で、生物多様性EXPOも開催し、展示や分科会などでにぎわいを見せました。
会場には展示コーナーも設けました。協賛企業:ブラザー工業株式会社様、リゾートトラスト株式会社様はじめ、10年間のなかでIUCN-Jを応援してくださっている企業の商品なども紹介されました。