生物多様性条約第15回締約国会議パート2の現地報告を行います
2022年12月3日から5日かけて、第5回ポスト2020作業部会(OEWG5)が、12月7日から19日にかけて、第15回締約国会議(および、第10回カルタヘナ議定書会合、第4回名古屋議定書会合という二つの議定書会議)が、カナダのモントリオールで開催されます。
愛知ターゲット達成のために作られたにじゅうまるプロジェクト(運営:国際自然保護連合日本委員会)では、地球環境基金や経団連自然保護基金、良品計画様などからのご寄付など、さまざまなご支援をもとに、この会合に臨みます。
このCOP15編では、OEWG5も含めて、現地の様子、交渉の動き、サイドイベントから見えてくる世界の動向などをご報告する予定です。
今回のCOP15では、2010年に決められた愛知目標達成の取組みを振り返り、そこからえられた学びと共に、次の2030年までの世界目標を決める会議として、今後10年の方向性を決める場として、自然保護の歴史の大事な1ページとなる場面と言えます。交渉をになう政府が、その動きを注視する「生き物や自然を代弁し、社会や経済の変革を訴えるNGO」が、「自然と共にある暮らしを営んだ先住民地域共同体や女性グループ」が、この「政策決定に大きな影響を受ける自らの生き方のかかったユース」が、どんな思いで参加し、どんなことを主張しているのかをお伝えしたいと思います。
ブログ記事は参加者の視点で現地からお伝えするものです。連日連夜、朝10時から夜10時にまで及ぶ交渉の日々からお届けしますので、誤字脱字等あるかもしれませんがご容赦ください。
国際自然保護連合日本委員会 事務局長 道家哲平(日本自然保護協会・保護教育部)