3日目の進行(12月9日)

COP15の3日目に当たる12月9日が終わりました。

国際会議中は思いもよらないヒアリングも起こります。環境教育について、Michael Zinckカナダ政府政務官へのご質問にお答えしました。

国際会議中は思いもよらないヒアリングも起こります。環境教育について、Michael Zinckカナダ政府政務官へのご質問にお答えしました。

環境省、ポスト2020枠組み実現日本会議(J-GBF)の主催イベントの準備のため、交渉会合をフォローできてないこともあり、IISD-ENB発表を基に、進行をまとめたいと思います。

第1作業部会では、GBFのA~Eの交渉に進展があったこと、DSIや能力養成、モニタリング枠組みは引き続き交渉をコンタクトグループに手行っていること、評価枠組み(指標等)は、肝心の指標はGBF交渉を待つがそれ以外のところは合意できたことなどが報告されました

その他「8(J)関連決定」、「GBFの科学的根拠の整理」、「前戦略目標の評価」のCRPを採択しました

第2作業部会では、気候変動、海洋沿岸、合成生物学が検討協議になっていること、農業議題が、ほぼ合意に至ったことが報告されました。またカルタヘナ議定書関連の数多くのCRPを採択しました。名古屋議定書関連決定の3件ほどCRPをまとめています。(*正式な決定は、本会議で行われます)

その他、野生生物管理や、カルタヘナ議定書・名古屋議定書関連決定を一部協議の上採択しました。議題の解決スピードはそれなりに早くポスト2020枠組み、DSI、資源動員など、集中すべき議論に集中できる環境が整いつつある状況です。

ポスト2020枠組みは、昨夜、各国に宿題として課した検討課題についての報告を基に検討、Bbisの基本原則をした後、ゴールAや夜は目標1~3について検討を行いました。背景などの文章とは異なり、核となる行動目標の議論のため、ぐっとスピードを落とし、なかなか合意には至らない状況が見られました

国際自然保護連合日本委員会 事務局長 道家哲平