5th WCC 参加報告9月6日 オープニングイベント

映像と踊りによるメッセージ

世界自然保護会議1日目となる今日は、午前中にエキシビジョン会場でにじゅうまるプロジェクトのポスターの設置をして、午後はオープニングセレモニーとレセプションに参加してきました。

オープニングでは、今回のテーマでもある「Nature+(すべてのことは根源的に“自然”とつながる、という意味)」に気候変動の問題や開発、貧困問題などの問題を合わせて、それぞれに対しての問いが設定され、代表の方からのメッセージが付け加えられていました。

一番印象に残っているものが、 “Nature+ Life” にある “Saving nature, why bother?” というものへのメッセージ。スピーチだけではなく、自然保護のメッセージが、”Spring of Flower” “Rolling Wheels” “The Wind of Life” “Small Human” “Connected World”という5部作の映像と踊りで表現されました。それらにはタイトル以外は文字を使わず、音と映像と音楽によって、自然のもつ素晴らしさ、止まらない破壊の連鎖、人間が自然の一部であること、自然との共生の道の模索などが表現されており、最後に、司会の方から「この問いに関する答えは、各々のなかで見つけ出してください」という言葉でしめくくられました。

これからはじまる世界自然保護会議のなかで、話し合われ決められるもの、お互いの想いを伝え生まれるもののなかで、この最後の問いへの答えを決めていかなければならないのだな、と思いました。

オープニングイベントプログラムはこちらから(PDF)

(にじゅうまるプロジェクトスタッフ 後藤なな)