5th WCC 参加報告9月6日 初日の流れ

本日は、明日から5日間のフォーラム期間に向けたブース展示の準備と、IUCN会議開催記念式典の日でした。

にじゅまるプロジェクト紹介と、登録事業紹介を行っています

にじゅうまるスタッフの泊まっているホテルのある旧済州市から会場の国際会議場のある中文までは、タクシーで約50分。市内は車が多かったものの、渋滞もなく無事に会場につきました。お値段は約2500円。会場は大きく分けて、総合受付、メイン会場、展示会場、フードコーナーがあり、親切なたくさんのスタッフさんのおかげで、受付もセキュリティチェックもとてもスムーズでした。 展示準備担当は、午前中はまず、ポスターをどう貼るかを考えるところからスタート。備品が足りなくて困っていると、日本語の話せるスタッフの方が親切に紐を譲ってくださいました。先日の台風で、展示会場の設営が遅れ、その関係で紐が余っていたということで、ラッキーでした。逆に、他のブースの方に両面テープやセロテープをお裾分けしたりもしました。残りの時間はひたすら折り紙を折って、紐やポスターの周りを飾って見栄えをよくしていました。その間に、何度韓国語で話しかけられたことか…。中には韓国語で「日本人ですか」とおっしゃる方もいらっしゃいました。皆さん看板の「Japan Committee」なんて見ず、顔を見て判断されているようでした。そんな訳で、今日覚えた韓国語は「日本人」でした。

夕方からは、大統領の演説で始まったオープニングセレモニー。印象に残ったのは、今回のテーマ、「nature +」の後にどんなものがくるのか、人間は何を失い、何を得ようとしているのか。それについて、スピーカー、演技者、会場の一人一人が考えたということ。特に、言葉がほとんど使われず、映像と演技で表現したショーは、言葉も文化も違う会場が共有できるものを一緒に考えられたように思いました。

(にじゅうまるプロジェクトスタッフ 種田あずさ)