ユースが見てきたSBSTTA19-Part2

条約事務局との記念撮影

生物多様性条約事務局との記念撮影

今回CBD-SBSTTA19へ派遣させていただきました、生物多様性わかものネットワークの長谷山陽大です。

今回のSBSTTA19へは国際会議未経験者の2人で参加しました。
派遣の目的としては
・COP13へ向けてユース層の底上げ
・日本ユースの取組みを世界に向けて発信すること
を掲げていました。

 

1:COP13へ向けてユース層の底上げ

ユース層の底上げというところでは

・英語力の足りなさ
・CBDに関する国際的な関連知識不足
・他国のyouthとの実力差
などなど実際ボロボロでした。

しかし、個人的に今までやってきた生物多様性地域戦略に関連するアルバイトなど、ローカルな経験を基に国際的な動向を見ることができ、今までやってきたことがどのような経緯で会議で決定され、国に反映されているかが感じ取ることができたと思います。
結局わかったことは”変化は末端から始まる”ということであり、ローカルに目を向け、そこの現状をいかに把握するかがとても大切であるということが実感できたと思います。

また、世界中のコンサベーショニスト、NGO、省庁の方、CBD事務局の人,ユース達と会うことができとても良い機会になりました。
また、
・ Korea&JPのyouthCBDフォーラムをやろうとの約束
・国際大学ネットワークのドクターとのセッション
・森林生物多様性に関わるyouthフォーラムを支持する南アフフリカの環境省の方へインタビュー
・条約事務局への訪問
など幾つか次につながることができ、個人的にもyouthとしても、『生物多様性の主流化にyouthとして貢献してローカルとグローバルをつなぐ』という目標ができたと思います。

 

2:日本ユースの取組みを世界に向けて発信すること

日本ユースの取組みを世界に向けて発信していくという点では、

生物多様性わかものネットで作成した、「生物多様性わかもの白書」を国際チームメンバーで英訳した仮訳バージョンを派遣させていただいた二人でモントリオールへ持っていきました。

ミーティングに参加したCBD-Allianceの方々からはとてもいい取組みとの評価を頂くことができました。また、CBD事務局を訪問した際、他国ユースが「国内でユースの取組みを発信する良い方法はないか」とユースの担当の方に質問した際に、「日本ユースのように白書なんかを作ってみたらどうか」と逆提案してもらえるなど、大変良い評価を頂くことができたと思います。

今回の経験はこれから生物多様性や環境問題に関わることに携わる際の糧になることだと実感しています。
まずは来年のCOP13を目指し、生物多様性わかものネットとしても、個人としても、上記に掲げた目標を基に生物多様性の保全に関わっていきたいと思います。

生物多様性わかものネットワーク 長谷山陽大