IUCN-ARCF2019レポート開始!

11/6〜11/8の3日間、パキスタン・イスラマバードで開催されている「第7回IUCNアジア地域自然保護フォーラム(7th ARCF)」に、
IUCN-J事務局から道家事務局長と矢動丸が参加しています。

このフォーラムは、名称の通り、アジア地域に属するIUCN加盟団体が一同に介し、情報交換やネットワーキングを行うために開催されています。
とりわけ今回は、2020年6月にフランス・マルセーユにて開催されるIUCN-WCC(IUCN世界自然保護会議)に向けた準備としても位置づけられています。そのため本会議では、IUCNの次期4カ年計画についても情報提供や議論を行っています(地域委委員の方は次期選挙関係のミーティングもしています)。

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初日にはパキスタン首相も会場にお越しになり、自然保護に関するスピーチをされました。
(当たり前のことですが、警備がとても厳重でノート以外は、スマホも会場に持ち込めない徹底ぶり…..)

本会議の合間には、サイドイベントの開催、ブース出展、レセプション等もあり、かなり盛りだくさんな内容と情報量だと感じています。
日本委員会もブース出展を行い、IUCN-Jの事業や各加盟団体・ユースの取り組みについて、紹介をしています。

今回のフォーラムへは、日本、中国、韓国、インド、パキスタン、ネパール、モルディブ、バングラデシュ、ベトナム、ラオス、カンボジア、タイ、フィリピンなど幅広く、IUCN本部なども含めて33カ国が参加しているそうです。しかし、ユース世代の参加は少なく、いまのところ中国からの参加者以外では、残念ながらユース参加者を確認できずにいます。

ユースからの視点が多くなりそうですが、
第7回アジア地域フォーラムでの様子をレポートしていきたいと思います!

なお、IUCNそのものについては、第6回IUCNアジア地域フォーラムでの記事にまとめてありますので、そちらをご覧ください!

記事はこちらから

*今回の情報収集は、環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて実施します。

矢動丸琴子(IUCN-J事務局)