1日目 会議開始【生物多様性わかものネットワーク便】

こんにちは。生物多様性わかものネットワークの稲垣です。ついにSBSTTAが始まりました。最初に向かったのはNGOミーティングで、とても和やかな雰囲気で行われました。オープニングステートメントの原稿のたたきが行われましたが、それぞれの意見を尊重しながらのとても前向きな形の話し合いで、NGO同士の協力的な姿勢を感じました。前日のミーティングに参加できなかったユースの意見も聞いてくれて、文書にも反映されていました。

Global Youth Biodiversity Networkの席。

YOUTHの席です。

 

お昼のサイドイベントはネパールのユースと一緒に参加しました。CBD主催の生物多様性と生態系サービスの気候変動との融合に関する貢献というテーマで、ブラジルにおける森林保護政策の現状などのプレゼンがありました。

 

午後のメインストリームでは、ユースとして意見表明(intervention)をするということで、Global Youth Biodiversity Network(GYBN)の中で、会議初参加の私に発言の機会をくれました。ボタンを押した後はかなりの緊張が走り、各国の発言を聞く余裕はありませんでした。時間はあまり気にせずゆっくりいうアドバイスを受けました。各国のコメントが終わり、いよいよ発言できると思ったのですが残念ながら時間の関係で発言することはかないませんでした。残念でしたが、SBIでもメインストリームの話し合いがなされるので、そこで活かしていきたいです。

SBSTTA20での会議の様子。ちょっとユースには見えないメンバー

こちらは議場の様子。メンバー同士で打ち合わせです。

 

夜はレセプションがあり、ユース以外の方々とも交流することができました。今回はユースの数もあまり多くないので、自由に動き回れるこの機会を活かして、できるだけ多くのひとに自己紹介をしました。学生というと驚く人もいて、ユースとしての立場がしっかりしているといっても若者の参加はやはりまだ珍しいのだと実感しました。国際会議に参加しているということだけでプレゼンスを発揮できるのは、ユースの特権ではないかと思います。GYBNを知らない人もいたので、日本ユースとしてだけでなくGYBNとしてのプレゼンスも高めたいと思えた一日でした。

 

生物多様性わかものネットワーク 稲垣里帆