2日目 ユースとして【生物多様性わかものネットワーク便】
海の議題でユースの一人が意見表明(intervention)することができました。昨日のメインストリームでは時間的な理由で発言できなかったということもあり、嬉しさも倍増です。正直、ユースが他の分野に比べて認められているといわれていても、あまり実感はなく、単に会議場に入れてあげるよ、自由に聞いていていいよ、というレベルだと思っていました。ですが、ボタンを押してユースの名前が呼ばれて、一緒にランチを食べていたユース仲間が発言している姿を見て、ユースも会議の一参加者として関われるということを肌で感じました。どんなふうに決議に影響できるかわかりませんが、NGOから一緒に活動したいといわれるなど、確実に存在感を示すという点においては成果があったと思います。
GYBNという組織とコンタクトをとったのが会議の1週間前ほどでした。にもかかわらず、皆が仲間という意識で支えてくれます。特に何度も会議に参加しているひとたちから、私のような初参加の人には国際会議での発言の仕方やステートメントの作り方などを伝授してくれるなど、実践的なサポートもしてくれます。こんなにもGYBNのサポートがしっかりしているとは思っていなかったので、とてもありがたく、また心強いです。
ユースの話を続けると、自国で開催した会議で関わってから活発に活動し始めたというユースが何人かいて、そういえば私も初めて生物多様性という言葉をしったのが2010年なので、私もそのうちの一人です。開催国になることのインパクトが大きい気がしました。
生物多様性わかものネットワーク 稲垣里帆