カナダの中学生、大学生と交流をしました!【生物多様性わかものネットワーク便】

ついにSBI1が始まりました。とはいうものの、毎朝同じ時間にご飯をたべ、会場に行き、手荷物検査をうけて席に座るというルーティンは変わりません。ですが、休日にメリハリをつけて思い切り観光を楽しんだので、フレッシュな気分で臨めた初日でした。ユースの席も変わっていて、いつもと違う風景を楽しみました。サブスタの反省点を活かしながら、新たな気持ちで5日間頑張ります。

カナダ、モントリオールで行われているSBIの会議

SBIのユース席から見た会場の様子です。

 

議題の中身についてですが、さまざまな主体との連携や主流化が取り上げられています。が、聞こえてくる単語はユース(USE)ばかりで ”YOUTH” の単語は一体どこに…?という感じでした。ということで、われらがGYBNの長であるクリスチャンが力強い意見表明を行いました。さらに、ユースと一緒にオタワの学生ユースが会場に来てくれ、サポートしてくれました。なかなか貴重な協働ステートメント※1でした。

 

その後、中学生たちと記念写真をしたあと交流をしました。生物多様性に興味をもったきっかけをきくと、「6,7歳のころから環境問題には興味があった。石油の問題や気候変動など様々な問題があるけど、すべての原因は生物多様性が関係しているから。」と、エリックくん(14歳)が語ってくれました。私がこの会議で感じたようなことをすでに知っている彼らの知識量に心底驚きました。

14歳で、すでに生物多様性に関して活動をしているエリック君と。

14歳で、すでに生物多様性に関して多様な活動をしているエリック君と。

 

どのくらい生物多様性という言葉が浸透しているかを聞くと、やはりあまり知っている人は少ないとのこと。それを広めるためのシンポジウムなどを開くなど、かなり積極的に活動していました。未来のユースのポテンシャルを感じ、ユースの枠組みの強化を自信を持って働きかけていくべきだと励まされました。彼らのためにもできる限りの存在感を発揮し、ユースの拡大に貢献していきたいです。

この写真の学生はカナダのユースで、将来はテクノロジー関係で働きたいそうです。ものづくりが得意で、折り紙でトンボを作っていました。

この写真の学生はカナダのユースで、将来はテクノロジー関係で働きたいそうです。ものづくりが得意で、折り紙でトンボを作っていました。

学生とユース、現地学生の先生が議論に花を咲かせていました。

学生とユース、現地学生の先生が議論に花を咲かせていました。

 

午後の総会後に行われたレセプションでは、グアテマラの先住民グループユースに会うことが出来、交流することができました。普段会えないような若者と会うことができる喜びを分かち合い、今度はメキシコで会おうと約束をして盛り上がりました。

SBIの会場でグアテマラのマヤ族出身の子と日本ポーズで撮った写真

グアテマラのマヤ族出身の子と日本ポーズで写真を撮りました。

 

今日はたくさんのユースと出会い刺激を受け、自分たちは互いに支え合っていると感じた一日でした。GYBNとしてサイドイベントも開くので、発信をより強めてGYBN以外のユースともコミュニケーションを図っていきたいです。

 

生物多様性わかものネットワーク 稲垣里帆

 

※1 本日行われたGYBNユースとカナダの学生ユースによるオープンステートメント(訳)

「今日は記念すべき会議であり、参加国に、SBIを創設してくださったことに感謝の意を表します。時計は日々刻々と進み、ますます破壊の進む生態系は、そられらがもつ良さやサービスがリスクにさらされている報告を耳にします。 先週、少なくとも90%のグレートバリアリーフのサンゴ礁が白化減少など悪い影響を受け海洋生物が脅かされていると聞きました。それは同時に私たちの命も脅かしているのです。

 

私たちはここにいるすべての人たちに思い出してほしいのです。『私たち』はそれらのサービスを必要とする一つなのだ、『私たち』の命は彼らにかかっているのだということを。

 

(中略)

私たちは、戦略計画の目標を反映させるためにNBSAPsを提出し、またその更新を行った締約国を称賛します。また2010年以降、NBSAPをまだ提出していない締約国に、できるだけ早期に戦略目標に基づいたNBSAPの修正と更新を行うことを求めます。無駄にしている時間はないのです。

 

(中略)

さらに、私たちはNBSAPの発展や実施における全段階でユースを含むすべての市民組織の、十分で効果的な参画を確かに行うことを求めます。さらに、特に先住民とローカルコミュニティの十分な参画に注意を求めます。

 

(中略)

私たち、あなたのこどもたち、孫たち、さらに彼らのこどもや孫たちに、その未来を与えたくはないでしょうか。ともに目標に向かって行動しましょう。」