海の議題でユースステートメントを書きました!(ユースレポート)
SBSTTA22が始まり、3日が経過しました。昨日は私が追っている海洋沿岸生物多様性の議題があり、初めてユースステートメントを一から書く作業を行いました。
この議題に関しては、会議が始まる前から海洋ゴミとcold water(冷水域)に関する問題が提言に入っていないことが気になっていました。また、議題6「特定の愛知目標の進捗評価」の文書には愛知ターゲット6(過剰漁業)と10(脆弱な生態系の保護)に関しては進んでいるどころか年々状況が悪化していると記載されていたため、この2点を提言したいと思いました。
また、サンゴ礁に関してもCOP12で優先行動計画が採択されてから一度も話し合われていない(SBSTTA22の文書でもサンゴ礁に関しては十分言及されていない)ため、国際サンゴ礁年である今年こそ取り組みを急ぐべきということも書きました。完成した文書を何度も心の中で読み直しながら発言する順番が回って来るのを今か今かと待っていたのですが、残念ながらNGOとユースは時間の関係で発言できませんでした。
しかし、ユースステートメントを書くことができたのは非常に良い勉強になりました。今回の経験を来週から始まるSBI2で活かし、また自分の意見をユースの提言に反映できるようにしたいです。
生物多様性わかものネットワーク 大江奈巳
(中央大学/法学部/法律学科3年)