団体の種類から調べる

 

20も目標がある愛知ターゲットは、環境NGOやNPOだけではなく、自治体や事業者、教育研究機関施設など様々な立場の人が、それぞれに出来る活動が積み重なって達成ができます。
以下では立場ごとに“関わりの深い目標”をにじゅうまる宣言されたプロジェクトと合わせ紹介していきます。

自治体

地域から、独自に、もしくは市民と協働で、生物多様性を守ろうとする動きがどんどん起こっています。
にじゅうまるプロジェクトには、その自治体に生存する希少生物を保護する活動や、市民参加型のイベント、市民団体や企業と連携した大がかりな活動なども登録されています。

強くつながる目標: 02  03  11  12
14  17
つながる目標: 01  04  05  06
07  08  09  10
13  15  18  19
20

事業者(企業、商工会議所等)

私たちの暮らしを支える生産活動にかかわっているのが事業者です。事業者は、その生産活動のために多くの資源を生物多様性から享受しているといえます。
にじゅうまるプロジェクトには、自分たちの生産活動のなかで、生物多様性に悪影響のある汚染物質の低減を掲げる企業や、事業活動と生物多様性の関係を取りまとめている商工会議所など、さまざまな宣言が登録されています。

強くつながる目標: 04  08  10  15
16  19  20
つながる目標: 01  05  06  07
09  12  18

おすすめ!

名古屋商工会議所「ガイドブック」 このガイドブックでは、様々な企業の生産活動のなかで、どのように生物多様性に関わっているかチェックシート形式で解説しています。 とてもオススメです!
名商ecoクラブ ガイドブック~事業活動と生物多様性~
http://www.meisho-ecoclub.jp/?page_id=49

農林漁業団体

私たちの食卓まで、大切な自然の恵みを届けてくれる農林漁業団体。自然と直に接しているからこそ気づくこと、出来る取り組みが沢山あります。にじゅうまるプロジェクトには、自然と共生する持続可能な農林漁業に取り組む事業や、在来種のタネを保存することで遺伝的多様性を保全する活動宣言などが登録されています。

強くつながる目標: 04  06  07  08
13  18
つながる目標: 03  05  12  19

非営利団体(NGO・NPO等)

生物多様性の価値が経済活動の外に置かれてしまっているからこそ、守ることが出来ていない現状があります。そんな中、非営利で活動する団体は、全てのターゲットに働きかけることができます。ターゲット1から20まで、にじゅうまるプロジェクトには幅広く非営利団体のプロジェクトが登録されています。

強くつながる目標: 01  15
つながる目標: 02  03  04  05
06  07  08  09
10  11  12  13
14  16  17  18
19  20

教育研究機関施設

「生物多様性の価値」や「生物多様性に及ぼしている影響」を多くの人にわかる形に、または定量的に表すことのできるのが研究機関。そして教育の場や展示を通して、次世代に着実にそれらを伝えることのできる場が教育機関です。 ここには、生物多様性をテーマとした展示や、生物多様性の価値を見出す研究、保全に役立つ技術の開発などを行う高等学校・博物館・植物園などがあります。また、こういった学校や博物館といった施設は、地域の生物多様性保全の拠点として機能していることもあります。

強くつながる目標: 01  12  13
つながる目標: 04  05  06  07
09  10  11  15
16  18  19

にじゅうまるプロジェクトにこそ登録はありませんが、国の活動は全ての愛知ターゲットに関連してきます。生物多様性国家戦略の立案・運営・実施は国の役割です。ちなみに、にじゅうまるプロジェクトへの参加団体数は日本の生物多様性国家戦略2012-2020の愛知ターゲット戦略目標Aの達成指標となっています。

強くつながる目標: 02  03  05  06
09  10  11  12
14  17
つながる目標: 01  04  07  08
13  15  16  18
19  20

市民

どこかの団体に所属する人間としてではなく、あなた一個人として、日々の行動から生物多様性保全に貢献できることがあります。

強くつながる目標: 01  04  18  20
つながる目標: 09  10  17