SBSTTA-19レポート始めます。
2015年11月2日から5日にかけて、生物多様性条約事務局のあるカナダ・モントリオールのICAO会議場にて、生物多様性条約第19回科学技術助言補助機関会合(CBD-SBSTTA19)が開始されます。
2014年10月に開催されたCBD-COP12とそこで行なわれた中間評価(Global Biodiversity Outlook4)を受けて、愛知ターゲット達成のためにさらにどのようなアクションが必要かを議論する会合で、成果は来年12月にメキシコ・クリチバで開催されるCBD-COP13の議論に反映されていきます。
にじゅうまるプロジェクトは、世界との連携の中で、愛知ターゲット達成を支援していく取り組みのため、今回の会合にも参加し、現地レポートを行なう予定です。
議題は以下
1. 開会
2.運営事項
3. 生物多様性戦略計画2011-2020の実施に関係する科学的技術的事項
3.1 生物多様性の主流化や他分野への生物多様性の統合に関するものも含め、地球規模生物多様性概況第4版や関連報告書の成果・示唆に関する更なる検討
3.2 戦略計画2011-2020の実施に関する主要な科学的技術的必要性
3.3 戦略計画2011-2020の実施のための政策手段の効果を評価するためのツール
3.4 戦略計画2011-2020の指標
4. 報告や調査研究
4.1 生物多様性と人間の健康
4.2 気候変動に関係する地球工学
4.3 森林生物多様性
5. IPBES作業プログラム2014-2018の観点におけるSBSTTAの活動
6. その他の事項
7. 報告書の採択
8. 閉会
(公財)日本自然保護協会国際担当・IUCN-J事務局長 道家哲平