島嶼作業計画の詳細検討(最終文書)の紹介

この議論は、小島嶼グル−プがリードする形で進行しました。また、サイドイベントなどで、COP11にて島嶼サミットが開かれることも紹介されました。

COP11決議案についての紹介。 下記は、SBSTTA16-L文書からポイントと思われるものを列挙しました。

侵略的外来種、気候変動、非持続可能な観光を含む非持続可能な開発が主な生物多様性損失の要因と位置づけ、更なる取組みが、政府の関係部門や先住民地域共同体、NGOの参加のためにも必要で、それが、愛知目標達成にもつながるとしています。

加盟国に実施の強化を求めつつ、長期の島嶼作業計画の実施のためにも、革新的資金メカニズム(信託基金、気候変動適応の資金、生態系支払い、観光料など)の手当を考慮すベきという文章をまとめました。

さらに、湿地を含む陸域の保護地域の管理、地方自治体の参加の推進、地域間や国際間の協力の強化を締約国に呼びかける文案を作りました。

報告者 (財)日本自然保護協会 IUCN-J担当 道家哲平