日本委員会のブース紹介
1つめのレポートでも軽くふれたとおり、日本委員会はブースの出展をしています。
IUCN-Jの2020年に向けた事業概要、加盟団体の取り組みの紹介、特にラムサールネットワーク日本からの参加者がいるため、湿地や田んぼに関する展示が充実しています。
配布物として持参した「にじゅうまるプロジェクトのロゴ・日本版愛知目標アイコン」のステッカーもなかなか好評です。
ユース関連では、2020年に実施する「生物多様性ユースアンバサダー」と今年の9月に日本で開催した中国ユースとの協働WSの概要のポスター展示、上記2つの内容に関するフライヤーと生物多様性わかものネットワークの活動紹介冊子の配布を行っています。
蛇足ですが、中国ユースとの協働WSに関しては、協働実施者の中国ユースもフォーラムに参加しているため、次回のWSに向けた議論を会議の空き時間に行っています。
展示の効果もあり、多くの方に日本ユースの取り組みと日本委員会がユース事業を長年支援してきたことを示すことができていると感じています。
ネパールとパキスタンの方から、日本と協働してユースに関する事業を行いたいと言われました。特にパキスタンの方は平和と人権問題を扱う団体の代表の方で、生物多様性に関する課題に限らず、パキスタンの抱える紛争その他の課題を解決するためのヒントを協働WSやセミナーを通して得たいと話していました。
ブース運営をすることで、訪れてくれる様々な方と交流することが容易になります。情報交換はもちろん、ネットワーク形成への発展や、新たな協働事業の可能性創出ができることは国際会議の1つの魅力だと認識しています。
*今回の情報収集は、環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて実施します。
矢動丸琴子(IUCN-J事務局)