ケニアは動物の子育てシーズン

前回ナイロビを訪れたのはOEWG1が開催された2019年8月でした。OEWG4は2か月早い時期に行われたことから、様々な動物が子育てをしている姿を見ることができましたので幾つかご紹介します。

グラントシマウマ

ナクル湖国立公園に入ってすぐにグラントシマウマの群れに遭遇しました。仔馬は黒い縞の色が薄く、褐色に近い色でした。一番近い個体は車から15mくらいまで近づいて来ましたので、大人よりも警戒心が低いように感じました。

 

グラントシマウマの親子

グラントシマウマの親子

 

イボイノシシ

上のグラントシマウマの群れに遭遇した時に、イボイノシシの親子も観ることができました。その時はすぐに道脇の茂みに入ってしまいましたが、何度か親子連れに遭遇し、湖付近でじっくりと観ることができました。

 

イボイノシシの親子

イボイノシシの親子

 

アビヌスヒヒ

こちらもナクル湖国立公園の中でいくつかの場所で観ることができました。その中では、以下の写真の個体を含む湖畔の群れが一番大きかったです。子猿も10匹程度おり、子猿だけで群れてじゃれあったり追いかけっこをしていました。

アヌビスヒヒの親子

アヌビスヒヒの親子

 

カンムリヅル

ナクル湖国立公園で観たカンムリヅルは親だけでしたが、なんとUNEPの敷地で親子を観ることができました。写真は最初に遭遇した時で、UNEPの敷地のすぐ外で親2羽とヒナ2羽が餌をついばんでいました。2日後には、同じ親子と思われる群れをUNEPの敷地内で観ることができました。

カンムリヅルの親子

カンムリヅルの親子

UNEP敷地で採餌するカンムリヅルの親子

UNEP敷地で採餌するカンムリヅルの親子

他にも、ベルベットモンキーの親子をナクル湖国立公園・UNEP敷地脇で、インパラの親子をナクル湖に行く途中で観ました。どんな動物でも子どもは可愛いですね。

宮本育昌

(NPO法人アースデイ・エブリデイ)