生物多様性条約第15回科学技術助言補助機関会合(SBSTTA-15)~2日目報告~

11月8日、第15回科学技術助言補助機関会合(SBSTTA-15)の2日目です。今日は、午前中に、愛知ターゲットへのコメントの続きを行い、その後二つの作業部会に別れて個別議題を検討しました。作業部会1では、侵略的外来種(Invasive Alien Species)、作業部会2では内陸水(Inland water)のテーマについて意見表明を行ないました。

その後、夜7時半から愛知ターゲットが達成されたかどうかを測る指標、各目標の解説(Technical Rationale)について、その詳細を議論するコンタクトグループが開催されました。内容については、別途まとめた解説記事をご覧ください。

今回は、政府だけではなく、NGOも多く参加しています。サイドイベント「CHALLENGES AND HOPES FROM ECOSYSTEM RESTORATION」では、NPO法人田んぼの岩渕さんが、3月11日に起きた東日本大震災後の、生態系の変化を市民調査でしらべていること、田んぼの復元活動の事例を紹介されて、大きな拍手がありました。

報告 小林邦彦(IUCN日本委員会 アルバイト) 道家哲平(日本自然保護協会)

サイドイベントで紹介する岩渕さん(NPO法人田んぼ)