【ユースレポート】OEWG4の会場「国連環境計画(UNEP)本部」

2022年6月21~26日までの6日間、第四回ポスト2020特別作業部会(OEWG4)がケニア・ナイロビにて開催されています。猛威を振るっていたコロナウイルスの流行も落ち着き始め、500人を超える様々なステークホルダーが各国から参加している一方、会場の感染予防対策は万全で、いくつかの工程を踏んでようやく敷地内に入ることができます。

国連環境計画(UNEP)の本部は、緑に囲まれた広大な敷地内にあり、1周するのに1~2時間ほどかかると言われています。空港のようなセキュリティチェックを受けた後、まず目に留まるのは、各国の国旗を掲げた道です。おそらくほとんどの国の旗が掲げられており、周囲の緑も相まって、その光景は圧巻です。

 

国旗の前で現地のケニアユースと

国旗の前で現地のケニアユースと

入り口から国旗の道に沿って5分ほど歩くと、会場が見えてきます。他の国際会議にも使われる建物のようで、食堂も充実しており、現地のケニア料理やイタリアン、軽食などを安価に食べることができます。会議場は、まさに国際会議の会場という感じで、各机に発言用のマイクが設置されており、国際会議に初めて参加した私は、座るだけで大興奮でした。

 

UNEP本部の会議場の様子

UNEP本部の会議場の様子

冒頭で述べたように、コロナウイルスによる感染拡大を考慮し、初日の参加者登録時に6日間分の感染検査キットを受け取り、毎日陰性を確認しなければ会場に入ることができません。また、会場の人数を制限するため、プレナリーとコンタクトグループ会場へ入るためにはステークホルダーごとに配られるバッジが必要になります。各ステークホルダーでの共有となるため、限られた人しか会場に入ることができず、プレナリーではIPLCやCBDアライアンスから不満の声が上がっていました。

会場入室に必要なバッジ

会場入室に必要なバッジ

検査キット

検査キット

今回のOEWG4会場は、Change Our Next DecadeのYouTubeでも現地の様子をお届けしたいと考えています。こちらのページでもお知らせしたいと思いますので、ぜひご覧ください!

一般社団法人Change Our Next Decade

髙田 健司